マガジンのカバー画像

生き抜くための雑記帳

72
自己肯定感や生きづらさ、メンタルヘルス、思考のとらえ方などについて、生き抜くための問いや考え方を書いたり、学びになるnoteをまとめたりしたマガジンです。
運営しているクリエイター

#コミュニケーション

自己肯定感を下げることで怠けていたあの頃

大学時代、私の手帳には月に数個、真っ赤な「寿」のマークがちりばめられた。 友達に約束をドタキャンされるたびに、黒い横線を引いて取り消すのが悲しくて、でも少しでも前向きにと、「寿」を書くようになったのだ。 「突然バイトに入らなきゃいけなくなった」 「急に行くのが難しくなった」 私の予定は暇つぶしのようなもので、どんな出来事よりも優先度が低い。「寿」を書いてはため息をつきながら、それでも「また今度ね!」と笑顔で返事をしていた。 そんな出来事を笑い話にしたら、笑い話どころ

「空気をよむ」より大切なこと

空気のよみ方がわからなくて、「この場でどんなことを言えば正解なんだろうか」と考えて、いつも反応が遅れてしまう。 「空気なんてよまなくていいんだよ」なんて優しい言葉をかけてくれる人もいるけれど、あえてよまないのと、よ"め"ないのとでは全然違う。私は空気を読まないと、周りの人に変に思われたり、とんちんかんなことを言ってしまうから、頑張って空気をよまなきゃいけないのだとずっと思っていた。いや、たぶん今も思っている。 そんなふうに「空気のよめない私」をずっと気にして生きていると、

ギモンで縮まる相手との距離

誰かの行動にイライラしたり、モヤっとしたりするときは決まって、その行動をした本人に興味がもてなくなる。 自分が感じたこのイライラを、モヤモヤを、一刻もはやく聞いてほしい。誰かに言いたい気持ちが先走り、どうしても自分の感情が第一優先になってしまうものだ。 「相手の考えは間違っているんじゃないか」と思った時点で、自分が正しいと思い込み、なんとかして論破しようとしてしまう。または自分と違う意見を言われ、“攻撃された“と思ってしまい、自分を守るためだけに正しそうな言葉で周りを囲む