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生き抜くための雑記帳

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自己肯定感や生きづらさ、メンタルヘルス、思考のとらえ方などについて、生き抜くための問いや考え方を書いたり、学びになるnoteをまとめたりしたマガジンです。
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2020年4月の記事一覧

コロナうつにならないために、リーダーが最低限知っておきたいメンタルヘルスの基礎知識

アメリカの調査によれば、今回の新型コロナウィルスにまつわる外出自粛や環境変化によって、成人の45%が感染拡大で精神的な影響を受けたと回答。うち19%が「大きな影響」と答えています。日本でも、cotreeのオンラインカウンセリングの利用者数は2月から3月で30%増、3月から4月も増加傾向。コロナ関連の相談も増えていますし、メンタルヘルスに関連する問題が顕在化しつつあるのを感じていますが、ここからさらに拡大することが予想されます。 メンタルヘルスのリスクがかつてないほどに高まる

起点は不安か意気込みか。同じ結果になったとしても

外出自粛が出てからというもの、リアルで会う知り合いは同居人のみに限られた。LINEで連絡を取る友人、オンライン飲み会をする友人は数人いるけれど、やっぱりリアルで会う時とは違う。何かに一枚隔たれて、守られているような、相手がよく見えないような気持ちになる。 同居人と私は、最終的に行き着く答えは一緒のことが多いけれど、スタート地点が全く違う。 たとえば、誰かの役に立ちたいと思う時。私の場合は「相手の役に立っていないと、ここにはいる資格が無いような気がして不安になるから、自分は

思い込みが生み出す「自信をつけなきゃ」からの解放

こんなこと言って誰かを怒らせたらどうしよう、自分はいてもいなくてもいいのでは、放っておくとそんなふうに考えがちな頭の中を、「怒らせたら謝ればいい」「これは単なる妄想で、事実はわからないんだから考えなくていい」などこれまで学んできた考え方をフル活用し、思い込みの渦から逃れようともがいている。 なかでも思い込みのひとつに、「自分に自信をつけなきゃだめだ」があった。もっと自分に自信があれば、こんなに人の目を気にしなくてすむのにとか、怖がることなく発信ができるようになるのにとか、「

どんな気持ちも大切に「不満は財産、不安は鍵」

テレビの中に、ぷりぷりと怒っている人を多く見かけるようになった。聞いても改善されないこと、自分ではどうしようもないことを聞いて、ずしりと心が重くなる。多分私は、テレビの中のあの人の、怒りの感情を引き受けてしまっているのだろう。 "趣味=不安"と言われるほどいつも何かを心配している私は、今もたくさんの不安を抱えて生きている。この状況はいつ収まるのだろうか。大好きな私の仕事は、これからも続けられるのだろうか。大切な人たちが、大切にしている営みを続けていけるだろうか。 一気に背