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お仕えするとは

仕事とは事に仕えるだとか
働くとははたはたを楽にすると
小さい頃からの信条教育で
学んできた記憶があります

日々の仕事の中でどのような心持ちで
働けばいいのかとメンタルが落ちてる
若いスタッフたちが時々私のところに
やってきます
そんな時によくする話があります

相手に寄り添って考えていこう

目の前の患者さんに対して
どのような看護を提供させていただくのが
妥当なのかと考える時には
まず相手の抱えている問題に注目しなければ
なりません

看護師の視点で出来ているできてない
足りてる足りてないという物差しで
見てしまうと、ケア介入していても
指導しがちになったり、ベストなタイミングで
関われなかったりします

私が心がけていることは

もし私が〇〇さんだったらどうだろうか
どんな事にお困りごとがあって
どんな辛さがでてくるだろうか
と捉え、その人の人生観における
視座を把握していくことです

私の看護観だと伝えます

自分のことは脇に置く

ある日駆け込むように私のところへ
泣きながら来た若いスタッフがいました

「失敗したらどうしようという気持ちが大きく
場所が変わっただけでいつもできてることが
できなかったんです。入院案内するのも遅くなってしまって…」

他部署のトレーニング中だったこともあり
他人からの評価が気になり、完璧主義なところもあって、つい自分の事を考えてしまい、
目の前の患者さんの事について考えられない
そんな状況だったのではないかと思います

実は
そのスタッフはプレゼン(情報共有の場面)
がとても上手で、普段から関わっている
患者さんの事をよく理解しており、
その方の心情も汲み取っているので、
関わり方がむずかしいなぁと感じていた
私たちも同じようにケアすることができたこと
がありました

なので、2人でその時の話を振り返りました

「その時は自分の事は何も考えず
目の前の患者さんの話を傾聴することに
集中していたと思います。そうしてたら
色々と思いを打ち明けてくださって
どうして欲しいかとかも教えてくれたんです。」
と話してくれました

結果的に私たちは彼女のお陰で
同じようにケアをすることができたのだと
フィードバックすると泣きながらも
うんうんと頷きながら
笑顔いっぱいになってくれました

気づいてくれたのだと思います
自分のことだけでいっぱいだったと
そしてまずは自分のことは脇において
目の前の患者さんに一所懸命に看護させて
いただくことの大切さを再確認できた
場面だったのではないかなと思います

完璧主義や他人からの評価が気になる
などのメンタルブロックが外れて
シフトチェンジができると
あれ?今まで何に悩んでいたんだろうかと
いうくらい気持ちが軽くなると思います

仕事だけではなく
家族、恋人、友達、同僚などなど
様々な人と関わる中で大切なのは
相手に寄り添いながら、自分ができる方法で
お仕えする 今できる精一杯の力で

結果 成果 を求めない 


ただただ一所懸命することで
後から結果成果はついてくると思ってます

11月3日のイベントでは
皆さんと思いの共有ができたらと
思っています

お時間ある方はぜひ遊びに来てくださーい!

詳細は上記の過去投稿に記載しています

私が普段学んでいる氣塾はこちら

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