不完全さを愛すること。〜月を愛でる日本人の美意識から学ぶ〜
〜移ろいゆく月🌝🌛🌚にみる日本人の美意識〜
平安時代、
月は 移ろいゆくその姿から
老いの象徴 とされていたそうです。
そのため、直接見るのはひかえて、
水に映る月を見た…
そんなお話を
今日のお茶のお稽古で お聴きしました😌
.
.
お月様は、
ずっとまんまるではない ですよね。
欠けていることがほとんど。
そんな不完全な 姿を 肯定する
日本独自 の 考え方 が
私たちのなかに 根付いているはず
…なのだそうです。
考えてみれば、月が不完全だなんて、
思ったことがないです。😌
.
.
「 不完全なものには、
完全以上の美しさがある 」
不完全 を受容することは、
自己受容にもつながっていく。
と 教えていただきました。
.
.
満月に雲が おぼろにかかるのも美しい。
雲間から のぞく月も美しい。
「水面の月は、
風によって すぐに形を変えるけれども
つねに真実とは見えないもの」
という お言葉には
どの物事にも通ずるものがあると感じました😌
特に、今の時代。
いろんな情報が飛び交い、
世の中も錯綜(さくそう)しています。
その中で、自分自身が
何を どう 感じているのか。
何を 見出していくのか。
.
.
でも、考えすぎずに、
曖昧さを持ち合わせながら ニュートラルに😌🌿
「カンカン(侃々)にならんようにね」
と、京都ではよく言うそうです。
「カンカン(侃々)になる」とは、
必死になると視野がせまくなり、
大事なものが受け取れなくなる状態のこと。
「大事で一生懸命なことほど、
カンカンになったらアカンよ」
という教えだそうです。
「曖昧さや余白を持っておくこと」
「あえて “不完全な状態” にしておくこと」
という、美意識は生き方にも通じているのですね。
.
.
曖昧さがある ということ は
余白がある ということ。
お月見は、「感性」を使って、
余白を 愉しむ、遊ぶ 行事 なのだそうです🎑
昔の人は 移りゆく月に、
人生 や 時世 を みたのかもしれません。🌙
「諸行無常」も きっと同じことですよね。
.
.
新月、満月のときには
月に願いごとをしますが、
「本当の願い」は
願えば 必ず叶う と、いわれています。
大事なことは書くこと で、
書くことによって
大事なものが見つかるそうです。
大事なものが見つかったら、
行動しなくてもいい。
まずはそれを感じて、味わうこと。
と いうお話でした。😌
「大事なもの」がちゃんとわかっていれば
そのように導かれ、行動がうながされる、
という ふうに 受けとりました🤲
.
.
日本人は「Noと言えない民族」と
揶揄されたりもしますが、
それは外側ばかり受容して
自分自身のことを受容していない
場合なのかもしれません。
まずは 白黒つけずに
グレー(曖昧さ)も ふくめて
自分 を 愛すること。
そういう ものの見方 捉え方を していくこと。
自然は いつも 姿かたち を通して
教えてくれていて
私たちはそのことを
深い部分で 知っているのだと 感じます。
今年の中秋の名月は9月10日(土)で
魚座の満月 となります🌝
いろんなことが思い出される
タイミングとなりそうです。
もしかしたら
「手放すこと」と「受けいれる」ことは
おなじなのかもしれません。😌
——————————————聴 セッション」✨
💙星読みセッション 📍止め投稿に。
💙9月中にLINE @作成予定
星読みを交えながら、ふだんの文章よりも、ポップに楽しく配信します♪
💚 シェア自由です😊
💚 ご質問、ご感想などお待ちしてます。
💚 いいな、と “ 感じたら ”
ページのフォロー、「いいね」
していただけたら嬉しいです😊
🌈 愛と豊かさが循環していきますように…🌈
Miho.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?