miho✍️サウナライター

約4年前からサウナにはまり、全国200以上のサウナ施設に訪問。2024年1月『絶景サウ…

miho✍️サウナライター

約4年前からサウナにはまり、全国200以上のサウナ施設に訪問。2024年1月『絶景サウナ旅』(三笠書房)を刊行。女性向けサウナメディア『Sauna meets Girl』でも活動しています。

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最近の記事

怒りを喜ぶ自分がいる

怒りには、マイナスなイメージがある。 だけど、怒っている自分を冷静に見つめる自分はこう言う。 怒っているのは、悔しいからだよね、と。 思うようにいかなかったこと。 自分がただ不甲斐なかったこと。 もっとやれたんじゃないかということ。 そういう感情の裏側には「もっとこうしたかった」という理想がある。 理想は、どうでも良いものには抱きもしない。 怒りのパワーはとても疲れるものだから、それを発揮したいと思える対象があること自体、わたしはとても幸せなことだと思う。 そ

    • サウナ旅をする理由は、なんですか?

      新潟のサウナで知り合った方々と一緒に、新潟サウナ旅をした。 普段何をしているかも、フルネームもわからない。だけど、その人のホームサウナや、心に残ったサウナのことは、よく知っている。 そんなゆるやかな繋がりは、とても心地良かった。 元々は「あのサウナに行きたい」がサウナ旅の原動力だったと思う。 だけど最近は「あのサウナにいる、あの人に会いたい」も、サウナ旅にでかける理由の一つだ。 あなたがサウナ旅をする理由は、何ですか? 4月28日(日)、 サウナ旅の魅力を夜な夜な

      • 朝日新聞『天声人語』を1ヶ月間毎日書き写して感じたこと

        ライター・佐藤友美さんのCORECOLORのコラムで、毎日『天声人語』を書き写した1ヶ月後、文章が劇的に変わった方の話が書かれていた。 1ヶ月書き続けてみたら、自分がどうなるのかを知りたい。 毎日手を使い、誰かが書いた文章をなぞること。それは書く筋トレになるとも思えた。 実際に書き続けて1ヶ月経ち、気付いたことがちらほら。 ●毎日定点観測のように『天声人語』に触れると、「あ、今日のは好きだ」と思う日がある(逆も然り)。 そういう時は、自分が何を良いと思ったのか、一言ささ

        • 高円寺の本屋さんにいた彼女が、どうしようもなく可愛い。

          お仕事の飲み会帰り。 高円寺駅前の本屋さん・文禄堂で一息つこうと思った。 良い具合に賑わう、月曜夜の本屋。 そこにゆるいソバージュのような髪質で、毛先を金に染めた、はっと目を惹く赤リップの女の子が1人。 黒い太ブチメガネに格好はオールブラック。 そして手に持つは、 和山やま『女の園の星』1巻。 ええぇぇ、何それうそやーーーん。 爆キュンしてしまった。 雰囲気といい、本のチョイスといい。 そのトキメキはほぼ、一目惚れに近かった。 考えてみると男の人に一目惚れした記憶

        怒りを喜ぶ自分がいる

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        • トキ メキ
          8本

        記事

          枝毛の先に、私がいる。

          高校1年生の時に席が隣で、毎朝一緒に走ってた友達と会った。 実に13年ぶりの再会だった。 待ち合わせ場所にいた彼女は、髪を金髪にブリーチして10を超えるピアスを左耳につけ、凛と佇んでいた。 でも、私を見つけた瞬間にみせたあの笑顔。弾ける表情はあまりにも当時のままだった。 込みあげるものがあって、私は思わず彼女をギュッと抱きしめた。 大学では何してたの?今はどんなことしてる?これから何やってみたい?なんて、過去や未来をいったりきたり話してるうちに、「あ、そういえば全然関係

          枝毛の先に、私がいる。

          物を捨てる、旅先で。

          旅先で、使い古したものを捨てるのが好きだ。 確か作家さんだったと思うが、下着はいつも旅先で捨てる、と読んでハッとした。 行きより帰りの荷物が少ない。旅の行程が進むごとに、荷物はどんどん軽くなる。そして家に帰って片付けるものは、必要最低限。 それは、とても気持ちが良さそうだと思った。 それからの私は、「これ、旅先で捨てられるかな?」という目線で、荷支度をするようになった。 1日分だけのコンタクト洗浄液、一枚だけ残ったシートパック、棚の下の下の下の方にしまわれてたタオルに

          物を捨てる、旅先で。

          続けるための、一つのコツ。

          今年に入ってから、ランニングが習慣化している。 1ヶ月で10回くらい、昨年は月1回だったので10倍のペース(!)だ。 続けられている理由はシンプルで、走ることへのハードルを徹底的に下げているからだと思う。 「走ろう」と思って家を飛び出すまでは、意外と考えることが多い。たとえば……  ・何を着て走ろう?靴下はどこだっけ?  ・どこをどんなルートで走ろう?  ・何キロくらい走る?  ・音楽は何を聞く?  ・何分くらい走ろう?  ・帰ってきたら、シャワーを浴びる?  ・となる

          続けるための、一つのコツ。

          13年ぶりに買った、CD

          *top画像は音楽ナタリーより引用 13年ぶりに、CDを買った。 宇多田ヒカルの『SCIENCE FICTION』だ。 我が家にはCDコンポがない。 それにCDを買わなくても、サブスクで聴ける。 だけど彼女が今まで作ってきてくれた曲に、私は何度も救われた。 だから彼女の音楽活動への感謝の気持ちを購入という形でお伝えしたい、と思ったのだ。 圧着されたフィルムを丁寧に、しかし逸る気持ちであける。 私は、CDが収められたケースを手に取った。 あぁこの感じ。 わたしはすっ

          13年ぶりに買った、CD

          直火OKな湯たんぽ

          今日は、雨も風もすごかった。 対照的にあまりに穏やかな部屋の中にいると、外界から守られているなぁと実感する。 3年間くらい前から、私の足元の必需品は湯たんぽだ。 https://amzn.asia/d/hmBU9Ew それも直火OKなもの。 ガスに数分かけたら、1時間はあったかさが続く。 私はこの湯たんぽを床に置いて、足を乗せている。これが、とても心やすまる気持ち良さなのだ。 足は心臓からも遠いので、どうしても冷えやすい。以前は靴下を何枚も履いてみたりしたが、湯たん

          自己肯定感が爆下がりしたら唱える、魔法の呪文

          今日の打ち合わせ、うまくいかなかった…… 私なりに色々と準備したはずなのに相手からの指摘ごもっともすぎた…… あゝ、私の存在価値とは……… となった時に、いつも唱える魔法の呪文がある。 脳科学者の中野信子さんの本で知った考え方なのだけれど、以下、太字で記載したい。 ------ 「私は細かい作業が苦手で何度も何度も同じようなミスもしてしまうけれど……… でも、そんな自分もめちゃくちゃ大好き!!!」 ------ この言葉は、とにかく汎用的。 自分がやっちまっ

          自己肯定感が爆下がりしたら唱える、魔法の呪文

          ワッペン付きサウナハット

          mimodamaサウナさんで開催させていただいたイベントでは、参加者それぞれが自分らしいサウナファッションを身にまとい、とても素敵だった。 サウナポンチョがIKEA×マリメッコのガウン(これがまたとんでもなく可愛い!)だったり、本来キャンプやサーフィンで使うグッズをポンチョ代わりにしていたり(ポンチョの多様性を知った)。 初めて出合うグッズばかりで、見ていてずっと飽きなかった。 その中でも、私がキュンッとしたサウナハットがある。 形はよく見るoverrideさんの物なのだ

          ワッペン付きサウナハット

          土曜日6:50、自分のためだけのフルーツオープンサンド。

          平日もお休みも、だいたい同じ時間に起きる。 休日の早起きは、とても健やかな気持ちになれて好きだから。 そして、いつも以上にゆっくり流れるこの時間に、フルーツオープンサンドを食べるのだ。 ヤマザキふんわり食パン(8枚切り)に、前日の夜から仕込んだ水切りヨーグルトを、スプーンですくって、ぽとっと落とす。 生クリーム以上クリームチーズ未満の伸びの良さに惚れ惚れする。 そこにジャムを和えたり、好きなフルーツを気楽に乗せて、はい完成。 10分でできる最高の朝ごはんだ。 このオー

          土曜日6:50、自分のためだけのフルーツオープンサンド。

          金曜日20:50、テレビの前でピザ。

          金曜日、今週も大変におつかれさまでした。 落ちこんだり喜んだり、目まぐるしくも乗りきった自分を、まずは労わりたくなる曜日です。 しかし、外食するまでの心持ちではない。 そんな時に一瞬で日常をアップグレードしてくれる存在。 すなわち、宅配ピザ。 ピザが収まる多角形の段ボールは、シンデレラのガラスの靴のそれで。 バイク配達の揺れにも負けぬ、どピッタリのサイズ感が、これまた本日のメインディッシュを恭しく引きたたせる。 パカっと蓋を開けた瞬間。 真っ赤なフレッシュトマトと

          金曜日20:50、テレビの前でピザ。

          スウェット1枚で、街にでる

          季節の変わり目の中で、街が特に浮き足だつのが春だと思う。 札幌にいた時は、それを顕著に感じた。 連れそう人と話す声色からは、あたたかい季節へのよろこびがダダ漏れで、地下歩道はパステルカラーの吐息で満ちていた。 しかし春への油断は、禁物だった。 少し強く吹いた風が、肌寒くないとする。 「あ、これは、もしや、春が………」 と期待した翌日に、強烈なビンタのように響く寒さがくるのは、よくあることだったから。 だから、先方の様子をおそるおそる伺うのだ。 「My寒さチェックリス

          スウェット1枚で、街にでる

          自分の感情に、輪郭ができる

          いしかわゆきさんの「書く習慣」を読んで、 まずはnoteで日記を書いてみたいと思った。 文字を書くと、自分のポワンとまとまりのない感情に、輪郭ができる。 どんな言葉になるのかわからない楽しさがあるけど、それ以上に誰かに見せる時にはちょっと、ドキドキする。 それは自分をさらけ出す行為だから。 なので、つい、肩肘を張ってしまう。 (特に、Macの前に座ってコーヒーを飲みながら、Bluetoothのキーボードを叩いてる自分をカッコよく感じてしまうから。ひっぱられちゃう。)

          自分の感情に、輪郭ができる

          経歴とお仕事の依頼について

          皆さま、はじめまして! miho こと 川邊 実穂(かわべ みほ)と申します。 ライターとして活動をしています。 そもそも、あなたってどんな人なの?お仕事ってどうやって依頼すればいいの?ってのがわからない中、依頼するのは不安よね…と思ったので、noteにまとめました。 この記事を読むと、私の人となり・どんな仕事をしてきたか・お仕事の依頼方法がわかります。気になるところから、見てみてください。 どんな人? つまり、ライター活動に加えて営業・各種調整・企画業務などができま

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