13年ぶりに買った、CD
*top画像は音楽ナタリーより引用
13年ぶりに、CDを買った。
宇多田ヒカルの『SCIENCE FICTION』だ。
我が家にはCDコンポがない。
それにCDを買わなくても、サブスクで聴ける。
だけど彼女が今まで作ってきてくれた曲に、私は何度も救われた。
だから彼女の音楽活動への感謝の気持ちを購入という形でお伝えしたい、と思ったのだ。
圧着されたフィルムを丁寧に、しかし逸る気持ちであける。
私は、CDが収められたケースを手に取った。
あぁこの感じ。
わたしはすっかり忘れていた。
そうだ、CDは、ただ曲が焼かれているわけじゃない。
ケースの手触り、同封されたリーフレット、歌詞カードに印刷されたフォントや文字の並びで、自分の伝えたい世界を表現しているんだ。
コンポで聴くことはできなくても、物理的にそこに”ある”安心感はすごい。
重さにすれば1キロもないこの塊に、私の魂はこれからも救われるのだろう。
来週、ドライブに行くと決めた。
車の中で、アルバムを丸々通しで聴くのだ。
きっと泣いてしまうと思う。
私は今から、ドキドキしている。
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