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オルターエゴ読書感想文1

『ALTER EGO』というスマホゲームがある。ゲームをしながら、自己分析みたいなことができて面白い。就活生にも、人生に迷う大人にもぴったりかも。このゲームは、様々な本のセリフをタップしてためたポイントで、本を読み進めたり、ステージにチャレンジしたりすることができる。また、無事にエンディングまでたどり着くと、エスから本を借りれるようになる。このゲームには多様な本が出てくるのだが、その読破記録をここに投稿しようと思う。

ゲーム前に読破済み

『人間失格』

太宰治 (2006),新潮社.

高校生のときに生田斗真主演の映画を観たのが最初だと思う。その後文庫で読んだ気がする。クズ男の話だなと、確かに人間失格かもしれないけど、悲観的なやつだなと思った気がする。今読み直したら、また違った感想を抱きそう。

『星の王子さま』

サン=テグジュペリ著 河野万里子訳 (2006),新潮社.

これもけっこう前に読んだため、あんまり記憶がない。王子様とバラの心のふれあいの物語だったと思うけど、何も印象に残っていない。短めの小説なので、落ち着いたら読み直そう。

『ドグラ・マグラ (上)・(下)』

夢野久作 (1976), 角川書店.

これはわりと最近読んだ。最近と言っても2,3年前だけど。読破すると気が狂うと言われているだけあって、なかなかに狂った内容の本だった。読後感もモヤモヤが半端ないのだけど、独特の世界に引き込まれる作品だった。普通に飽きた人におすすめ。

未読作品リスト

読破まであと25冊

レイ・ブラッドベリ著 伊藤典夫訳 (2014), 『華氏451度 [新約版]』, 早川書房.

フィリップ・K・ディック著 浅倉久志訳 (1977), 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』, 早川書房.

チャック・パラニューク著 池田真紀子訳 (2015), 『ファイト・クラブ』, 早川書房.

スタニスワフ・レム著 沼野充義訳 (2015), 『ソラリス』, 早川書房.

ロバート・A・ハインライン著 福島正実訳 (2010), 『夏への扉』, 早川書房.

ヘルマン・ヘッセ著 高橋健二訳 (1951), 『デミアン』, 新潮社.

中島敦 (2003), 『李陵・山月記』, 新潮社.

フランツ・カフカ著 高橋義孝訳 (1952), 『変身』, 新潮社.

アンドレ・ジッド著 山内義雄訳 (1954), 『狭き門』, 新潮社.

イワン・ツルゲーネフ著 神西清訳 (1952), 『はつ恋』, 新潮社.

種田山頭火 (2000), 『草木塔』, 日本図書センター .

夏目漱石 (2004), 『坑夫』, 新潮社.

フョードル・ドストエフスキー著 江川卓訳 (1970), 『地下室の手記』, 新潮社.

アルベール・カミュ著 清水徹訳 (1969), 『シーシュポスの神話』, 新潮社.

メアリー・シェリー著 森下弓子訳 (1984), 『フランケンシュタイン』, 東京創元社.

ルイス・キャロル著 矢川澄子訳 (1994), 『不思議の国のアリス』, 新潮社.

エドガー・アラン・ポー著 阿部保訳 (1956), 『ポー詩集』, 新潮社.

伊藤計劃 (2014), 『ハーモニー』, 早川書房.

飛浩隆 (2006), 『グラン・ヴァカンス』, 早川書房.

長谷敏司 (2011), 『あなたのための物語』, 早川書房.

グレッグ・イーガン著 山岸真訳 (1999), 『順列都市』, 早川書房.

円城塔 (2010), 『Self-Reference Engine』, 早川書房.

カート・ヴォネガット・ジュニア著 浅倉久志訳 (2009), 『タイタンの妖女』, 早川書房.

シオドア・スタージョン著 永井淳訳 (2006), 『夢みる宝石』, 早川書房.

宮澤伊織 (2018), 『そいねドリーマー』, 早川書房.

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