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21年前の記憶〜長男とわたし

今日、とあるツイートを眺めていて、

ふと思い出した記憶があった。


私が次男を産んだ日のこと・・・。

3歳7ヵ月になる長男は、弟の誕生を今か今かと待っていたのだろう。

その記録がビデオの中にある。

「ママ、名前は○○か△△にしようて言うてたけど、

かっくん(長男の愛称)○○の方がいいと思うねんな〜!」

「まだかなぁ〜!まだ終わらへんのかな!??」

パパや私の母と一緒に楽しみに待っていた時間は、

子ども心にきっととても長かっただろうと思う。


私が出産を終えて、個室に戻って来た時、

長男は真っ先に私の枕元に歩み寄り、

自分の飲みかけのオレンジジュースを差し出してくれた💖

私は出産後でとても喉が渇いていたので、

「ありがとう」と言って飲んだよ。


その優しさに触れたことを今朝、ふと思い出し、

今は25歳になり、香港でひとり働いている長男を想い、

涙ぐんでしまった。

昨夜、少ないLINEのやり取りから、

とても疲れているのを感じたので気がかりだった。

おつかれやね、と私が送ったLINEに

珍しく「そうやな〜」と肯定の返事が来た。

いつもは弱ったところをあまり見せないのに。


もう手の届かないところに居る長男。

母親として今私に出来ることは、元気に暮らすこと。

それだけだ、と思うから、元気に暮らすよ。


近くて遠いコロナ禍の世界。

東京も神奈川も大阪も日本中が、過去最大のピンチだけど、

またいつか元気で逢えますように。



追伸:今は次男の○○と暮らしています


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