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早番保育士から見た景色〜今日感じたままつれづれに

✏️前置き

 この投稿は、5月末頃に下書きに落とした記事です。

 そこに少し追記して、久しぶりの投稿をしようと思います。


金曜日、
少し幼児に入る時間があった。
本来私は、幼児が大好きなのだが、
最近乳児担当が多く、
あまり入る機会がなかった。

荒れる子ども達の心。
揺れる子ども達の心。
言えない傷付いた心。
淋しいのか不安なのか疲れてるのか、
あの子達の声をもっと聞きたかったな。
もやっと感の残る週末です。

あの子の困り感は
どこから来るのだろう…と。
満たされない心が
いつも見えて来るけど、
周りが受け止め切れないのは
もっと問題を抱えてる子どもが
他に居るから…。
でもあの子にも
しわ寄せが来てる。
本来我慢する立場じゃないんじゃないか?と…。

やるべき事をやりたがらない、
反抗期みたいなあの子のことを
もっと理解するには、
その過去の育ちを知りたいし、
もう一歩踏み込んで
考えたくなった。。
怒られたからお散歩に行きたくない。怒られるには理由があった。もっとその前に何があった?
部分的にしか関われないから、私はとりあえず耳を傾けるしかない。


正式に本社から
1日4時間から5時間に変更の勤務時間の
新しい契約書が出た。
ひとまず今は私には
これが精一杯なので、
置かれた立場をわきまえた上で
子ども達に寄り添って
他の保育士さんとも色々話して
深めていきたいと思う。


🍀本日の補足
6月に入り、1時間の労働時間が増えたことで、幼児クラスにも入ることが増えた。今日もたくさん関わって来た。
複数の先生がそれぞれの目で見て、バラバラに判断する。どこまでが許されるのか、どこからはいけないのか、今の子ども達はイマイチ分かってないようだ。これまでその子がして来た行動傾向から判断し、落ち着かない子どもを注意する。私はじっと観察を続けていて、稀に理不尽に叱られているシーンを見ることもある。実は、注意の種はそこではないのではないか?…と見てて思う時がある。
でも叱られた子どもは、不満に思ってふてくされているけど、もうその叱られる原因の嫌だったことより、先生に叱られていること自体に不満が移行してる。
心の中では、そうじゃないのに…。と思っていてもうまく言えない。もうしょんぼりしているから。

保育士がまず先に落ち着いて、日々の子どもの変化を見ながら、声を荒げることをせず、静かに柔らかく振る舞っていけば、子ども達も自然と落ち着いて来たりもする。決して良い悪いを決めつけることのないよう、まずは子どもの声を聞いてから、対話したい。
子どもって素直だから、自分がふざけていてたらその事実を理解している。不当に叱られてイヤな気持ちにならなければ、謝ることもカッコよく出来たりもする。中には、本当に発達的なところで分からないこともあるので、根気よくその子どもと向き合って行く。

0歳児クラスから3歳児クラスまで・・・。ほぼ私が入るのはその子ども達のクラス。どのクラスの子どもも少しずつ見えて来て、ますます楽しくなって来た。いつか正規の保育士になってみたいという野望さえ生まれて来る。

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