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【転職】社会人留学から帰国後の就活活動について

今回は留学後の私の就活活動について記載したいと思います。


私の現在の状況についておさらい

現在の状況
・日本で9年弱エンジニアとして勤務
・2023年9月からカナダ留学
・2024年6月に日本帰国
・就活をするにあたって転職エージェントを利用
・今までの仕事と同じ、又は関連する業界で就活予定

想定プラン
5月:転職エージェントを決める
6月:日本へ帰国、TOEICやWEBテスト対策の勉強、就活に必要な書類最終化
7月:求人応募開始
〜10月:面接、内定獲得
11月:引越し、社会人リスタート

STEP1:転職エージェント探し(5月)

過去転職活動を行ったことがあり、その時も転職エージェントを利用したので今回も利用する想定で転職サイトに登録しました。今回はビズリーチに登録しました。ビズリーチに登録した理由に明確なものは無いのですが、よく広告で見ること、ジュニアレベルの転職をしたいわけではないので、ハイクラス転職という謳い文句はどんなもん?という気持ちで登録しました。

ちなみに私は大手の転職エージェントは利用しません。
こちらには理由があり、担当者の当たり外れで転職の質が変わるからです。以前の転職の際に、何社か面談を行いましたがいずれも私の仕事内容が正しく理解できない、また業界知識も無かったので会話の質が悪く利用しませんでした。
大手のエージェントは各担当者にノルマがあったり、各担当者が受け持っている人数も多いので、あまりサポート時間を掛けてもらえなかったり、担当者自体が業界知識が無いこともあるので応募先への後押しが不十分、応募者の説明が正しくできない等にも繋がるので、これは応募者にとってマイナスだと考えています。働きたい業界が決まっている人は業界特化のエージェントを利用するのが良いと思っています。

ビズリーチに登録して利用承認を得て必要事項を登録すると、いろんなところからメッセージが来ます。企業からの連絡は目を通すレベルにして、転職エージェントからの連絡に返信して面談のセッティングを行いました。
今回私はコンサル業界への転職を検討していたので、その業界への転職サポートしているエージェント5社と面談し、現在の状況と希望する業界や職種、就活スケジュール、どういうサポートをして貰えるのか会話を行いました。そしてその中から1社決めて転職活動を共にしていくことを決めました。
最初に職務経歴書や履歴書を提出して添削依頼をしました。簡単に修正ポイントも貰いましたし、頂いた求人票に目を通して、どこの会社に興味がある/応募したいという話をしました。
ここまでが5月の話でバンクーバーにいる時に終わらせました。

STEP2:帰国、勉強、就活準備(6月)

フランス旅行している最中に提出書類の添削して貰い、帰国後に面接対策としてよく聞かれる質問リストを貰って、そちらの回答作成などをしました。
面接対策の回答の添削依頼と職務経歴書や履歴書の修正を行い、面接準備も6月末までに大体終わらせました。そしてその他の時間はTOEICやWEBテストの対策勉強を行いました。久しぶりにSPIや玉手箱の勉強をしました。

STEP3:求人応募開始(7月)

最新の求人票から気になる会社を4社ピックアップしました。特に5月に面談した時とは変わらないラインナップです。
担当者からは5〜6社応募する人が平均的と言われていましたが、5社以上も並行して考えるの難しいなと直感的に思ったので3社か4社にしたい。という希望を伝えて、その通りに進めさせて貰いました。
本当は7月2日から応募始めようと思ったのですがWEBテストの勉強をもう少しさせて欲しいと連絡して、7月15日から応募開始しました。

STEP4:面接、内定獲得(7〜9月)

応募:4社
書類通過:4社
面接辞退:1社
1次面接で見送り:1社
内定:2社

書類は4社とも通過。そのうち1社はWEBテストがあり、そちらも通過。
面接は1社見送りとなりましたが、2次面接へ2社進むことができ、そのまま内定まで進むことが出来ました。
地方に住んでいるため東京の会社の面接は全てオンラインで実施することが出来ました。オフラインでやらないといけない場合、交通費が痛いなと思っていたので助かりました。あとオンラインの場合、カンペを画面に出しておけるのでそれも少し助かりました。(カンペを丸々読み上げてたら目線がおかしくなるのでそこは注意してください。)

共通して聞かれた質問は以下の通りです。ネットで検索して出てくるような質問ばかりなので事前に対策しておけば特に困らないと思います。
・自己紹介をしてください
・留学理由はなんですか
・留学で何をしていたんですか(何を勉強したのか等)
・なぜこの業界を志望しているのか
・なぜこの会社を希望しているのか
・入社して何がやりたいですか
・前職で一番成果を挙げたことはなんですか
・この業種に向いている人はどんな人だと思いますか
・なぜあなたがこの職種に向いていると思いましたか
・どういうことに興味がありますか

特に答え方として「私はこう考えます。なぜなら〜だからです。」と論理的に考えを話すことを意識していました。特に面接官の役職が上がるにつれて説明のやり方には注意した方が良いと思います。

あと技術力確認のための質問を各社深掘りレベルは違いますが受けました。こんなに深掘りしてくるんだ!?と思うような質問もあったり、回答はしたものの結構その時は落ちたと思って落ち込んでいたのですが、次の案内を頂けたのでそれで良かったんだなと逆に自信に繋がりました。
無事に希望する業界、会社、職種、年収で内定を頂くことが出来たので頑張ってよかったです。待遇に関しても希望以上を頂けたのでしっかり結果を出せるようにせねば!と身が引き締まる思いです。働き始めはまだ先なので引越しと英語の勉強を忘れないように続けたいと思います。

留学経験は就活にプラスになったのか否か

結果として留学経験は就活にプラスとなったと考えます。
ただ、勉強したことや英語力がプラスになったというよりは、志望理由の動機付けや自分のキャリアビジョンを語る上でのエピソードトークとして役に立ちました。
私の場合は、面接で前職までの仕事についての話が9割を占めており、留学をしたから英語が使えるから、ということは全然アピールに使っておらず、先方も気にしてませんでしたので留学がプラスに働いたタイプの人間ではないと思います。先方も「最後に個人的に興味があって聞きたいんですど・・・」って感じで留学に関しての質問を一つ、二つされたレベルでした。表立って言われていませんが、人間性の判断の一つとして行動力などの評価に色付けがされてるかもしれませんね。
新卒や第二新卒の方でしたら職歴があまりないと思いますので、おそらく大学生の就職活動と同じように学生生活や留学生活のエピソードや成果が必要かもしれません。

まとめ

想定スケジュール通りに就活を終えられて良かったです。
正直4社だけだったので、一つも落とせないため気を張っていたので結構疲れました。これに関しては、ここに行きたい、これをやりたい、が明確にあったのでそれ以外に労力を使いたくない!と思って自分とプライドバトルしてました。ふと我に返って、これ全部落ちたらどうしよう・・・って考えることも正直ありましたが、落ちない落ちない大丈夫って無理やり思うようにしました。

今回志望業界も優秀な方が多い業界なので自分の中では挑戦的な転職活動だったのですが、面接の中で「もし一緒に働くことになった場合に何か不安に思うことはありますか?」という質問で「約1年働いておらず、その上で技術的な面でも新しい技術に触れていない状態であることが周りにどのように思われるのか不安です」と正直に言いましたが、面接官から「経歴や面接の中での回答を踏まえて十分働けると思いますし、空白の期間が1年あるからと言って、これまでの行動や人間性をみた限り自分から勉強する意欲もあるように見えるので何も問題ないと思います」っと言われて、やってきたこと含めて丸っと肯定されてその会社に入社する/入社しない関係なく、その言葉が一社会人として有難い気持ちになりました。
長らく自分の上に先輩ポジションの方がおらず、尊敬できる人もいない状態で、ロールモデルを見失いながら働いていたので、誰かに自分のやってきたことを肯定されるというのが新鮮で嬉しかったですね。

就活の準備や面接について具体的なことも記載したいのですが、公開できるラインが判断できないのでもう少し経ってから別の記事にしたいと思います。個別に何か質問がある方はSNSの方へご連絡お願い致します。
きっと自己実現のために留学されてる方も多いと思いますので、気持ちを強く持って頑張ってください。私も気持ちを新たにこれから頑張ります。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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