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1か月半経って、思うこと

転職してあっという間に1か月半。
今までずっと総務で働いていた自分が、まさかシステム部門で働く日が来るとは思わなかったです。
結果、想像以上に面白く楽しい日々です。

実のところ…
私は総務の仕事が大好きで、総務以外の仕事にはあまり興味がありませんでした。
会社全体を見渡すことができるし、何より細々した業務が好きな自分にとって、
地道な作業の多い総務は天職と思っていました。
でも、実は肉体労働も多い部署で。
宅配便を受け取ったり、ウォーターサーバーのお水を運んだりと、
ちょっとしたことなのですが、椎間板ヘルニアを患った自分にはこれが苦しくて辛くて。
でも、毎日のように発生するこの作業、避けて通るわけにはいかない。
だとしたら、総務に固執せず肉体労働少なめな仕事をするべきではないか。

そこで思い切って転職したのが、今の職場でした。
実はひそかに気になっていたシステム部門。
専門性が高いため転職は難しいかも、と思っていたのですが、
たまたま未経験OKという会社を見つけたので受けてみることに。
結果、ここに来てよかったなと思う毎日です。

もちろん、以前の職場にもとても感謝しています。
腰を痛めなければ、続けていたかったなとも思う。
でも、椎間板ヘルニアになっていなければ今の職場に出会うこともなかったし、
システムについて学ぶこともなかった。
そう思うと、人生ってうまいことできているなあと思います。

以前、YAHOOニュースのコメントにこんな言葉を見つけました。

「後々の人生を考えると、いろんな岐路は本当に絶妙に分かれていくと思う。
プロサッカー選手になった化け物は日本代表にはなったけど代表戦でのゴールは一本も決められなかった。
一方、プロサッカー選手をあきらめて芸人になった〇〇さんはトップ芸人としてのゴールを何本を決めている。
芸人になったからこそ今の奥様がいるしお子さんもいる。
みんなの人生ってどんな紆余曲折があっても振り返ってみればベストの生き方だったと思える。
挫折挫折というけれど、挫折ではない。
自分のすすむ道ではないという天からの教えであって、挫折なんてない。」

というような内容でした(少し要約しています。)

これを読んだのは椎間板ヘルニアの手術直後で、心が不安定な時でした。
泣きながらこのコメントを手帳に書き写し、毎日読み返しては自分を励ましていました。
今でもこの言葉に元気をもらっています。


椎間板ヘルニアを患って前職を辞めざるを得ない状況になってしまった、
そこだけに焦点を当てると挫折のように感じてしまうけれど、
結果、天職ともいえる仕事に出会えた今がある。

渦中にいるときは、これはきっとチャンス!だなんて呑気にとらえることはできないかもしれない。
実際、自分は手術の前後「これから私の人生、どうなるんだろう。」と不安しかなかった。
それでも、こうやって今、前に進むことができている。

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これから先も、思いがけないことが起きていくだろう。
それでも私は、もう知ってしまった。挫折が、挫折ではないことを。
挫折のように見えて、実は未来への布石であることを。

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