検査の日々が始まる…①

4月27日

今日は安静時血液検査と言って30分何もせずに横になってから血液検査をする全く初めてな検査です。

8時30分から始まるので初回は病院の場所が良く分からなかったので電車とバスで移動しましたが、今回は場所が大体分かったので前回と別の駅から徒歩で病院へ。

病院について受付機械で受け付けてから泌尿器科へ。待合室の椅子に座ること数分で名前を呼ばれて診察室へ。

看護師の方に言われる通り、血圧計を測定し、ベットに横たわり目をつむる。

目をつむっている間、いろんなことを考える。

今までの事、いろんなことを考える。

って全然安静じゃないじゃないかぁ~って位、ドキドキして仕方なかった。

30分後に看護師さんが来て採血開始。久しぶりって位の本数を取っていく。記憶ではもう少し色が濃かったけど、なんだか今回は薄いように感じる。

採血が終わり、次に促された所は【採尿室】

案内をされたトイレに行って採尿をして提出。

この日の検査は、これで終了となった。

23日の診察時には、この検査項目の結果日を踏まえた日にちが連休明けの5月6日と伝えられていた。


5月6日

検査結果を聞きに行く日だったのですが、どうにもこうにも体調が芳しくなく、遅くなってしまったが受診日を変更してほしい事を伝えて、次回受診日が5月10日となる。


5月10日

先生より検査結果を伝えられる。

「右側副腎にある腫瘍は血液検査及び尿検査の数値から褐色細胞腫の可能性があります。その為、確定する為の詳しい検査をしないとなりません。この腫瘍はとても生命維持をするに大切な腫瘍です。手術はしないとなりません。波乗りは禁止ですよ、破裂の恐れがあるからね。」と色々と説明をして下さいました。

聞いている僕は、一体何のことか全く理解が出来ずに居ました。     僕の体の中で何が起きているの?何が??波乗り禁止??破裂??生命?何?何?

5月12日と13日に再度、検査となる。
副腎髄質の検査で、12日が副腎髄質シンチ123と言う注射と13日が副腎髄質シンチ123MRIと言う検査。
5月17日が検査結果診察となった。
それと仮だけど6月7日入院、6月8日手術の予定となった。当初は5月25日入院の5月26日手術と組んでくれていたのですが、検査日程の事も有り6月7日入院、6月8日手術の予定となった。
診察後、今後の検査費用、診察、入院手術に関しての事を会計で相談してきました。
突然の病気発覚とか検査とか入院とか…                急に言われても急にそんな風になっても…               仕事や生活、いろんなことが頭の中でグルグルと思考停止の様になってしまった。でも、冷静になって、窓口の方とお話をし、ソーシャルワーカーの方と相談をしました。

そして今後の診察検査費用、入院手術費は後日分割払いの方向でお願いしてきました。

家に帰ってから、ネットで褐色細胞腫と言う物を調べました。

希少がんと書いてあります…。頭の中、涙でいっぱいです。

宝くじ。でさえも、当たらないのに…


褐色細胞腫は、新たに診断される人が、1年間に10万人あたり1人未満と少ないがんです。
みたいな病気になるってさ。
3000人くらいしか居ない病気ってさ。


色々調べても、余計にハテナだらけ。
ただ…
僕の病気の腫瘍ってのは
手術すれば、ほぼ完治みたいだけど
その手術中に起きるリスクが高いらしい。
そして再発や転移を繰り返す悪性褐色細胞腫と言う事も。
血圧なんて普段高くないのに!!


でも、発作で高くなったりするみたい。
頻脈、発汗、起立性低血圧、頻呼吸、冷たく湿った皮膚、重度の頭痛、狭心症、動悸、悪心および嘔吐、心窩部痛、視覚障害、呼吸困難、錯感覚、便秘
死の切迫感
発作を誘発する因子は、腫瘍の触診、体位変換、腹部の圧迫またはマッサージ、麻酔導入、心的外傷、拮抗のないβ遮断作用(β作用を介した血管拡張を阻害することによって逆説的に血圧を上昇させる)、排尿(腫瘍が膀胱にある場合)などである。高齢患者では、持続性高血圧を伴う重度の体重減少が褐色細胞腫を示唆する。
発作時に診察が行われない限り、身体診察は高血圧を除き通常は正常である。網膜症や心拡大は高血圧の程度から予期されるほどは重度ではないことが多いが、特異的なカテコールアミン心筋症が生じる場合がある。
って書いてある。

いくつも指を折れるくらいあるし。でも、それって仕事上の疲れとかストレスとかで生じていたし、あとはホルモン不足とか、後遺症とか


あぁ
頭ん中…たくさんだ!!!
波乗り禁止なのに波乗りしたらダメかなぁ?
破裂しちゃうかなぁ…。

僕、死んじゃうの?

ね?死んじゃうのかな…。

不安で仕方ないよ。


5月12日

副腎髄質シンチ123と言う注射を受けに行く。

5月13日

副腎髄質シンチ123MRIと言う検査を受けに行く。

シンチが最後にグルグルと回ってビックリした!             まるで昔あったビックリハウスにでも乗ったんじゃないかと言うくらいクラクラしました。

検査結果までの間…

色々と調べたり、会社に申請をしたりする為に手続きばかり。

傷病手当金申請をする事になるんだけど…
計算方法がイマイチ分からないや…。
5月から有給も増えちゃっているからなぁ。
退職の方向で考えるか?休職の後に他施設で復職するか…。
手術後、どのくらいで復活出来るのかなぁ?

5月17日

僕の身体の中に副腎腫瘍が見つかって1ヶ月が経った。

検査結果。
褐色細胞腫でした。
入院までの手続きや検査とか、説明とか。               かかる科の変更?泌尿器科から内分泌科にかかり直し、でも手術は泌尿器科。
とかもう疲れちゃいます。
大きさ8センチ強ですから悪性の可能性あり?
腹腔鏡手術で手術かね?開腹?微妙らしいけど開腹の方が見解早くね?とか思っちゃって。
最近、右の肋骨付近、背中、肩とかに痛みが出始めて。
エコーで診てもらったら、腫瘍が肋骨付近に触れ始めているみたい。    頚椎捻挫からの痛み止めは山ほど残ってしまっているので、先生に聞いたら、それを飲んで下さい。との事だった。
骨密度の治療も始まっていて、病気との兼ね合いも有るので聞いてみたら、服用もOKとの事なので頑張って飲みます!(笑)
でもさ…難しい病気で
頭ン中、ぐるぐるちゅう。
目指せ!7月中の波乗り復帰!!!!

と言う事で、午後からは入院の為の検査各種を受け、入院説明を入院担当の看護師の方から受けました。そして口腔科で麻酔の為の歯科検診と麻酔科の説明を。

5月19日

今日は内分泌科の受診です。

17日にも血液検査を受けていたので、その結果を内分泌科の先生から伺いました。

僕はノンアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン、ネタネフリン総が異常値との事です。褐色細胞腫で間違いないので手術までの間、必要な投薬治療をして行きましょう。となりドキサゾシン1mgを1日2mgから始めてマックス16mgまでやります。と説明を受ける。

そして内服が開始となる。

でも、この薬が僕は多大なる副作用で苦しむこととなった。

午後は入院前の全身の検査で心電図、レントゲン、肺活量、血液検査…


どんだけ検査するんだよ…子宮筋腫の時、こんなに検査したっけ?


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