走れ!Bicycle(乃木坂46)

社畜成分多めな最近の生活で、
驚くほど楽曲制作に浸れないので(笑)、
せめてNOTESくらいは更新しようと思います。
前回書いた歌詞のネタです。

YouTubeの片隅で楽曲をアップしはじめたのは2年程前なのですが、
自分で曲や歌詞を書くのはもう数十年になります。
さすがにこれだけの期間書いていれば
自分の中でこうだという感覚とか、逆にこれはダメというルールが
いくつか出来ていたりするのです。

人に押し付けるつもりはないのですが今回ご紹介する曲は、
私が思う原則を3つ破っています(笑)。
好きな曲なんですけどねえ。
乃木坂46「走れ!Bicycle」です。2012年の曲らしいです。

リンク貼っておきます。ショートバージョンです。

それでは歌詞に対する思いを以下に。

1.感嘆符(!)を歌詞に書く
実際歌う時には関係ないのですが、
歌詞に感嘆符を書き込むのは、僕の中でNGです。
本当は疑問符(?)も使いたくないですが、
文脈上書かないと伝わらないか、と思うときはつけているのが実情です。

ただ、感嘆符はナイです。
それは歌を聴く人が心の中でつけるもので、
文章だけで伝えるなら別ですが、
今からメロディに乗せる歌詞に感嘆符を自分からつけるのは
ちょっと押し売り過ぎるだろうと思うのです。
タイトルだけならまだわかりますが、例えばAメロのサビは
「走れ!Bicycle 急げ!恋」
「走れ!Bicycle 風になれ!」
などと表記されています。
無くても十分伝わるでしょう、と思うのですが。

2.英語の読み方を途中で変える
サビ「Bicycle」は、英語発音に近い発音で、
「バイシクル」の「ル」は子音のみのイメージだと思うのですが
2番最後にこんな歌詞があります。
「君を僕のBicycleで送ろうか？」
この箇所、歌うときは
「ばいしーくーるーでー」と歌うのです。

いやこっちでは「る」歌うんかい（°皿°；

いや、統一して歌うならいいんですよ。
本音ではそれなら歌詞も「バイシクル」って
書いてくれやって思いますけど。
ただ、同じ単語を歌詞の都合で
「ル抜き」「ル付き」で変えるのは許せないです。
それはメロディに対して言葉数が足りないから
テキトーに充てたんでしょう？ってことになります。
それならそこは考えて違う言葉にしてくれよと。

3.タイトルと違うことを歌う
少なくともここは結構共感してもらえると思っているのですが
タイトルに対して、2番サビが許せんのです。

「止まれ!Bicycle」

走るんちゃうんかい（°皿°；

これねえ、タイトルに書いていなければまだ許せるんですよ。
ただタイトルに書いている事を崩してまで、
ここに「止まれ」を持ってくる必要ないでしょうよと。
秋元さんこれ平気でやるんですけどね。
ガールズルールがガールズトークになったり
2番になったらハルジオンが散ったりするんですよ。
なんでタイトルになる歌詞の部分で奇をてらう必要があるんでしょうね。

4.それでも好きな曲
そもそも私は、秋元康さんと相性が悪いんだとは思うのです(笑)。
ただ、この曲で描こうとしていることは良くわかります。
何にもわかってない推定中学生男子が
人に言われてようやく相手の気持ちに気づいて、
気づいた途端に今度は自転車をこぎだして暴走して
彼女を追いかける。
ああそういえばこの年齢なら自転車だよねえ、
ああ確かに小6とか中2の頃ってこういう恋愛したかった気がするわ、
とかは、すっごくわかります。

あと、1番ラストの歌詞
「両思い」
こういうところは、すごいなと思うんですよね。
このメロディで一度「両思い」って言われたら
もう他の単語を充てられないです。
こういう一部一部のインパクトは、さすがだなと思います。

5.いろいろあります。
歌詞を書く上や、曲を作るときの自分ルールはいろいろあるのです。
今回は原則を連続で破っていながら好きな曲、ということで
紹介してみました。
万が一にも好評を頂ければ(笑)また書いてみます。
頂かなくても書くかもしれませんが。

次はどのような内容を、と書きたいところなんですが
次回YouTubeにアップする曲の言い訳(笑)を書きたいのです。
ネタ曲なので。
ただ、冒頭にも書いた通り、仕事がちょっと忙しくなると
すぐ社畜菌が音楽脳を駆逐していってしまうので
いつになることやら、という状況です。
まあ誰も待ってませんけどね(笑)。
思いつくままに全然違うネタを書くかもしれません。