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【おさんぽ道楽】殿ヶ谷戸庭園@東京都国分寺市

国分寺 秋散歩、最終回の第四弾です。

西国分寺駅→武蔵国分寺公園→真姿の池湧水群・お鷹の道ときて
終着地殿ヶ谷戸庭園に到着しました。


奥にちらっと見えているのが中門。
そこで入園料を払い入園します。

殿ヶ谷戸庭園は武蔵野の崖と谷という地形を巧みに利用して造られた庭園です。
崖の上には芝生が広がり、崖下に湧水池、間を竹林が繋いでいます。


10月下旬。
崖の上では紅葉が始まっています。
日没が迫っていて、木々の上の方だけ赤く照らされていました。


うねりつつ谷底へ下って行く道。


「竹の小径」
(2024-1-17 描)


竹は天に向かって真っ直ぐ。
これぞ「破竹の勢い」


一方でうねりを見せる斜面の木々。
私の人生はこっちかも笑


「竹の小径から見上げる」
(2024-1-17 描)


わずかな木漏れ日が射す中、細くうねる道を進む。


池が出現しました。
谷底にある次郎弁天池。
谷の上の紅葉が池に写り込んでいます。



池はすり鉢状の地形の底にあります。
「陰」の雰囲気がまた良し。
紅葉の見頃になると四方が朱に染まり
とても美しい光景になりそうです。


「紅葉亭への階段」
(2024-1-18 描)


「階段中ほどから見た次郎弁天池」
(2024-1-17 描)


次郎弁天池が一望出来る紅葉亭


傾いた陽射しは谷底までは届きません。


紅葉亭の横。
ここから下の池に水が注いでいます。
そこに金魚が。
水が溢れた時に下に流れていっちゃわないかな。


木々の向こうに鹿おどし。
よく響く音が一定のリズムを刻み続けていました。


日が沈み切る前に公園を後に。


殿ヶ谷戸庭園は、大正2年~4年に江口定條(後の満鉄副総裁)の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となりました。
展示室にそういった資料もありました。

それほど大きな敷地ではありませんが、広々とした芝生の広場、竹林、崖下の池と、歩むにつれ景観が次々変わっていき、見た目にとても楽しませてくれる庭園でした。

お散歩日:2023-10-30

「殿ヶ谷戸庭園」
🔸東京都国分寺市南町二丁目
🔸開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
🔸入園料:一般  150円

(2024-1-18 現在)

🔶map

園内map
(2024-1-18 描)


周辺map
(2024-1-18 描)

個人的に国分寺と言えば日立製作所の研究所が目を引きます。
立ち入ることは出来ず、うっそうとした木々に覆われ中の建物もほとんど見えません。
この殿ヶ谷戸庭園、先日書いた武蔵国分寺公園よりも広い敷地があるようです。

🔷秋の国分寺散策、ここまでの軌跡はこちら。
宜しければご覧ください☆


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