サピエンス科学(Sapiens Science)#10
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――サピエンス科学(サイエンス)
ボビンと糸
外輪郭世界(アウトサイダー)
幾つかの言葉を置き去りにしている事は十分承知している。これらの言葉はこれから先でこの随筆家(エッセイスト)の持論として回収するので、是非お待ちいただきたい。
然しながら思うのは随筆(エッセイ)とは何と心地よく、冒頭にも述べた様に知の麻薬的役割を持っている事か。随筆家(エッセイスト)自身、何よりも書いているのがこの上なく心地よい。それは五月夜の薫風に肌を撫でられているよ