劇的・妊婦生活③~婦人科系疾患の続き~
前回はバルトリン腺腫瘍という婦人科系の病気について書いて、
少しだけその続きを。
なぜ、誰にも言わなかったのにオープンに話すことにしたか。
一番悪化した7月、別の病院を紹介してもらった。
結果的に自壊したため、菌の検査とその後再発するようなら手術するということで経過観察くらいしかお世話にならなかったのだけど、
「手術してもまた再発するかもしれないんですよね…」
と後ろ向きだった私に、
先生は
「でも、死ぬわけじゃないですから」
と言った。
その言葉が、私の中でストンと腑に落ちた。
あぁ、そっか、超絶痛いけど、命に直接関わる病気ではないよな、と。
先生はガンの経験があったそうだ。
闘病し、命に向き合った人の言葉だったからなのか、
けど、決して説教臭くいうわけでもなく、当たり前のようにその先生は言った。
それ以降は、人に話すことも嫌じゃなくなった。
デリケートな話しで人に話したくないってパターンが多いだろうし、
あまり知られていないし、経験談みたいなのもそこまでネットなどにもない。
一人で抱え込んで、ネットで情報を探す人もいるだろう。
私もそうだった。
そんな人の、参考になればいいな、と思ってる。
中には処置が雑な病院もあって、手術して悪化したというパターンもあるみたい。
病院選びは大事。
大事な身体のことだし、デリケートな部分だし、信頼できる先生に出逢えるととても心強い。
ちなみに、バルトリン腺の件が落ち着いて、もう病院にも来なくていいってなった時、
その先生に、
「また、なにかあるときは相談してくださいね」
的なことを言われた。
深い意味はなかったのだろうけど、
私はその時に、
あぁ、私ももう30過ぎだし、
他の婦人科系の病気とか、あるいは妊娠とか、
またお世話になる時はあるだろうなぁ、
と、頭の中でぼんやり思った。
そして、東京にいる間の妊婦健診で、見事にその先生にお世話になるのでした。
バルトリン腺の悪化のおかげで、
当たり前のように動けて、健康でいられることにとても感謝することができた。
改めて、自分の身体を労わろう、とも思えた。
特に女性は、自分の身体と心の状態が、
生理や妊娠に直で影響する。
生理痛がひどい人や、経血がドロドロの人は要注意だそうです。
今の若い人は冷えてる人が多いそうで。
冷えは大敵。
お腹に子供がいるから、余計実感するけど、
自分の不調は子供にも影響する。
自分の身体、まずは自分が大事にしてあげてください。
と、昔の自分にも言いたい。
脱線話でした。