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共有する事の大切さについて解説

どんな事でもそうですが共有できる関係や職場は大切です。

もし頭痛や体調不良を上司や職場で共有できればいいですよね。

よくホウレンソウ、報告、連絡、相談、という事を言われますが

この根本にある考えは「共有する事」になります。

個人個人で異なる考えを持っているので共有する事で

異なる考えを同じ方向に持っていけるようにするのですよね。

では「頭痛」を共有するにはどうしたらよいでしょうか?

ホウレンソウの 報告、連絡、相談という部分を分解してみると

「報告」に当たるのが「頭痛ダイアリー」になります。

「連絡」や「相談」に当たるのは「外来でのお話」になります。

ホウレンソウを患者さんと医療者が共有する事で

同じ方向を向いて回復させていきましょう!

というスタンスになっていくのですね。

ホウレンソウの中で大切な考え方があります。

それはホウレンソウをして一度でスパッ!と治すという考えよりは

じっくり気長にお付き合いしながらのスタンスをお勧めします。

どうしてかというと時期によって

例えば寒くなって血圧が上がりやすくなって頭痛が多くなったとか

ストレスが多くなる年度末の多忙な時期に頭痛が多くなる一方で

春や秋などの温暖なシーズンでは少ない人

ストレスが少なくなるシーズンで少なくなる等々、

人によって頭痛が増える時期減る時期があるからです。

もし頭痛の頻度が多くなるようであれば

抗CGRP製剤の注射をしていただいたり

回復するようであればトリプタン製剤だけにするなど

工夫をしていけますし個人で差がある頭痛の頻度に対して

自分の体調に沿ったオーダーメードな治療の方向にしていくために

一刀両断的に解決する姿勢というよりは

ゆくゆく良い形になるのではないかと期待して

噛めば噛むほど味が出るスルメのような気長なスタンスの方が

より良い結果を得られるのではないかと思います。

そうした中で共有する事の大切さという意味合いで

ホウレンソウの肝の部分となる

「頭痛ダイアリー」を活用してみて下さいね。

あなたの頭痛はどんなタイプですか?

それを一緒に共有しながら解決していきましょう。

下に頭痛ダイアリーを貼っておきますね。

https://www.jhsnet.net/dr_medical_diary.html

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