見出し画像

仕事は質問から始まる

「今日来た派遣さんは本当に優秀だったね。でも、いつもそうとは限らないのが現実で…」

日々の業務でその日限りの派遣社員の方々に仕事内容を教える機会が何度かあります。皆、それぞれのスキルや経験値を持っており仕事への取り組み方も実に様々です。

特に印象的なのは仕事に対する「質問の仕方」の違いです。今日のように積極的に質問をしてくる方は、短い時間でも仕事の流れを早く掴み質の高い成果を出せることが多いように感じます。

一方で質問をためらってしまう方もいます。「迷惑をかけてはいけない」「自分で何とかしなければならない」といった思いから、分からない点を放置してしまうケースも少なくありません。

なぜ同じ仕事内容でも、人によって習熟度にこれほどの差が生まれるのでしょうか。

私の観察から得られた結論は、ズバリ「質問をするかしないか」ということです。これは当たり前のことのように思えますが実際に現場で働いていると、その重要性を改めて実感します。

積極的に質問をする人は単に知識を得たいだけでなく、仕事に対する理解を深めたいという意欲を持っているように見えます。また分からないことを放置せず、その場で解決しようとする姿勢は周囲への信頼感にもつながります。

もちろん質問の仕方も大切です。的を射た質問をすることで、より効率的に問題解決に繋げることができます。

今日、自分が特に感心したのは、派遣の方が「ここまで聞くのか?」というほどに細かい点まで質問をしてきたことです。中には「そんなことも聞けないのか」と感じる人もいるかもしれません。しかし自分はむしろその真摯な姿勢に感心しました。

なぜなら質問をするということは、自分の不足を認め成長しようとする意思の表れだからです。また、質問することで周囲の人とのコミュニケーションが円滑になり、チーム全体の効率化にもつながります。

もちろん質問ばかりするのも考えものですが、積極的に質問をすることは、仕事の上達に不可欠な要素の一つと言えるでしょう。

#日記 #毎日更新 #毎日note  #質問力   #仕事

いただいたサポートはサムネイルに使っているダンボー撮影の小道具に使わせていただきます。