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寄り道多きUターン

帰省と聞くと毎日新鮮な出来事があるため帰省3部作が出来上がっていく気分に毎度なっています。

さて今日は金沢から東京にUターンの帰宅です。しかしただ帰るというのはどうも家らしくらいようで、いろいろなところに寄って帰ってきました。

まず1ヶ所目は新しく開館したばっかりのこちら「谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館」。場所としては中心部から少し離れた寺町にあり、忍者寺にほど近いところにあります。このお二方は親子であり、父親の吉郎氏は「清らかな意匠」と題し、東宮御所や東京国立博物館東洋館の設計を手掛けました。

いろいろ見た中では「秩父セメント第2工場」の設計がすごくグッときました。これは工場の設計ですが工場に公園の要素を取り入れたというのがとても興味深かったです。

たいして息子吉生氏は世界的建築家の一人でニューヨーク近代美術館や東京国立博物館 法隆寺宝物館が代表作で主に水と関係した建築が非常に面白かったです。

そして2ヶ所目はかなり飛びますが、富山県の富山県美術館。こちらも8月にできたばっかりの新しい建物です。こちらではデザインという観点から版画から現代までのアートをそろえた企画展がありました。

ただ個人的に興味を持ったのは収蔵品の常設展として展示されていたイスです。大小170以上ものありとあらゆる・・・イスが保存されている様子はとても圧巻でした。

たかがイス、されどイス。自分も今使っているイスはゲーミングチェアということもあり一定のこだわりがあります。そんなこだわりと個性を強く感じました。

と言った感じで寄り道に寄り道を重ねたところ家に着いたのが0時すぎ・・。渋滞を回避するためという目的もありましたがなかなかにハードなUターンだったかなと思います。

#日記   #エッセイ #帰省 #Uターン   #今月の美術館巡り

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