この作品は「ゲ謎」と略せない「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」
今日は推しとの映画の同時視聴のため仕事が終わったあとにいろいろと頑張って早く家に着きました。家に着いたのは22時、22時から開始だったのでギリギリセーフ。間に合いました。
で、推しこと儒烏風亭らでんさんと一緒に見た映画はというと、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」です。
名前は聞いたことがありますが、見たことがない作品です。ゲゲゲの鬼太郎といえば子供向けと大人向けの「墓場鬼太郎」という作品があるというイメージ。今回はどんな感じで来るのかとても楽しみでした。
さて感想ですが、なんというかすごい映画でした。一般にこの作品は「ゲ謎」と略されることが多いとのことですが、そんなカジュアルに略せるものではなかったです。
というのも全編にわたってカジュアルに見れるようなものではありません。戦後が舞台ということもあってあの頃にあった戦争とその傷跡、そして戦後復興の闇など人間の恐ろしさがいたるところで表現されていました。
その一方で人と妖怪の関係についてもいろいろと思うところがあり、決して良好とは言えない中でも主人公「水木」と「ゲゲ朗」の関係は一筋の光のように感じました。
そしてこれらを補完するものとしてすごかったのが表現や演出です。知らなかったですが、PG12というやや過激な表現や冒頭の自然豊かな風景と終盤における風景との対比など見返せば見返すほど面白い発見がありました。
といった感じでカジュアルかと思ったらテーマ的にもかなり重く、このnoteを書き終えるまで何度も見返してしまった作品でした。
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