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ベイビーからアダルトにステップアップしました

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ベイビーステップ第453回「再会」からの二次創作です。 主人公・丸尾栄一郎とヒロイン・鷹崎奈津は、ついに結ばれるのですが、少年マンガ雑誌という性格上、そのシーンはカットされていま…
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#恋愛

ベイビーからアダルトにステップアップしました #14

第14回 一つになったよろこび 「うんぐっ!!ぐっ!ぐっ!ぐっ!」 身体の一番深いところで感じる逞しい衝撃に、私は歯を食いしばって耐えた。 「押しては引く」だけだったエーちゃんの腰は、リズムを変えて多彩に動き、さらにテニスコートでのラリーのごとく強弱の変化も繰り出す。 するとどうだろう。あんなに痛かった痛みはいずこかへと消え、身体の芯からじわり、じわりと快楽の泉が湧いて出るようになった。好きな人とこんなことをすることが、こんなに気持ちのいいことだなんて! 口からでる言葉もい

ベイビーからアダルトにステップアップしました #13

第13回 鷹崎奈津、オンナになる アイツがこっちに来る日から逆算して、ワタシはピルを服用している。副作用として頭痛、吐き気、倦怠感などがあると言われているが、私の場合は、これといった副作用が出なかったのはありがたかった。 付き合いの長いカップルの避妊方法は、ほとんどがピルの服用である。 ワタシがピルを服用していたのは、彼との付き合いが長く、人となりを理解しているからだが、産婦人科医以外での入手が困難な日本での避妊手段は、ほぼコンドームである。 しかもこちらでは、女子が相手

ベイビーからアダルトにステップアップしました #12

第12回 なんてKYな野郎なの「あなたの彼氏は、ひょっとしてゲイなの? それとも不能なの?」 「4年間も付き合っていて、未だにセックスがないこと自体信じられない」 「学内にはステキ男が一杯いるのに、なんでそいつにこだわっているの?」 頭の中で、クラスメートたちの声がぐるぐると回っている。 「ナツ、がんばりなさい」 ホームステイ先のパパとママの励ましの声が、ワタシの頭の中で虚しく響く。 以前から人の気持ちにニブいところがあるとは思っていたけど、ここまでとは! 異国、そしてこの家

ベイビーからアダルトにステップアップしました

#3 身も心も一つになる 神聖な場所にいた僕の手は、ゆっくりと愛撫をはじめた。 上、下、横、そして丸い丘の上にある、固く屹立した部分に。 やさしく、強く。おそく、はやく、そしてじれったいほどゆっくりと。 僕はリズムを変え、彼女の大きくて柔らかく、そして重くて丸い2つの丘を、愛情をこめて愛撫する。 僕が彼女の豊かな果実を愛撫している間、彼女も僕の身体全体を愛撫している。 気がつくと、なっちゃんのの柔らかい肌は汗まみれになっていた。 そして僕の身体からも、汗がじんわりと滲み出てい

ベイビーからアダルトにステップアップしました

#4一つになった歓び なっちゃんの中に、自分のありったけの情熱を注ぎ込んだ後、僕はなっちゃんの上から離れて仰向けになった。 彼女の呼吸も荒くなっているが、なっちゃんを満足させられたのかどうか、この時点ではわからない。 「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」 「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」 2人の口から吐き出される息の音が、部屋の中に鳴り響く。 なっちゃんはというと、まだ興奮が冷めやらないのだろう。けだるそうな表情をしている。 僕はなっちゃんが落ち着くまで話しかけないと決めていた。視線を彼女に

ベイビーからアダルトにステップアップしました

#5 僕しか知らない彼女の素顔僕はなっちゃんの上に覆い被さり、おでこ、首筋、ほおにキスをした。そして唇にも、愛情のこもった感謝の印をつけた。 彼女もまた僕の背中を指で愛撫し、細かくリズムを変えながら、僕を愛撫する。 僕は、顔の位置をなっちゃんの胸まで下げると、柔らかく暖かい感触を舌で確かめながら片方の手で彼女の背中をやさしく愛撫する。もう片方の手で形のよい乳房の端に触れ、仕上げに果実の突起物にやさしくキスをした。 その時彼女に強烈な快感が走ったのだろう。眉間にしわを寄せ、頭

ベイビーからアダルトにステップアップしました #6

第6回 ベッドの上でのストローク戦 なっちゃんに、もっともっと歓んでもらいたい。 その一心で、僕はピストン運動を繰り返した。 腰の動きに合わせるかのように、彼女は歯を食いしばるのをやめ、色っぽいあえぎ声を出すようになった。 「アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!アッ!」 「ハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァッ!」 何度も何度も僕はピストン運動を繰り返すうちに、僕の先端は、今まで気がつかないところにたどり着いた。 ここはどこだ? イチモツに手を添えると、そこは彼女の一番深

ベイビーからアダルトにステップアップしました #7

#7 なっちゃんのリベンジ 僕となっちゃんは、使われていない部屋に入った。 ドアを開けるなり、僕がベッドのそばにあるスタンドの灯りをつけると、なっちゃんは部屋に入るなり灯りをを消した。 あっという間に室内は真っ暗になる。 気がつくと、彼女は僕の真正面に立っていた。 「どうしたの?」 なっちゃんは押し黙ったままだ。 荒い呼吸音が、彼女の口から出る。 僕、何か彼女の気に触るようなことをしたかな? 不安な気持ちを抱きながら僕はベッドの上に座ると、なっちゃんに隣に座るよう促した。

ベイビーからアダルトにステップアップしました

第8回 将来に向かってステップアップ! ハイハイと、僕はベッドの上で仰向けになると、彼女はあっという間に僕にまたがった。 そして、以前にも増して強い力で僕を攻め立てる。 遅く。 速く。 弱く。 強く。 右。 左。 上。 下。 そして斜めに。 彼女が動くたびに、大きく、柔らかく、暖かく、そして形のいい乳房がユサユサと揺れ、プルプルと動く。 やがて僕は、彼女ご自慢の果実に、集中攻撃を加えはじめた。 乳房の下部を軽く触り、強く触り、指ではじく。 下部の次には側部を、そして最後に

ベイビーからアダルトにステップアップしました #9

第9回 アイツがやってくる前に(前編) ATPツアー250・アトランタ大会本戦会場。 メインコートの観客席は、異様な熱気に包まれている。 「Hang In There (頑張れ)マルオ!! Hang In Thereマルオ!!」 「Hang In There Japanese!!」 という声援がこだまする。 彼がボールを打ち返し、ショットやボレーを相手コートに突き刺すたびに、スタンドから は一斉にどよめきと拍手が沸き起こる。 そのざわめきが大きくなったのは、チェンジコート

ベイビーからアダルトにステップアップしました #10

第10回 アイツがやってくる前に(後編) 「ナツ、彼とはどこまで進んだの?」 ワタシがチームメートに 「今付き合っている彼氏がいる」 と言うと、決まってこんな質問をされる。 「向こうにいたときは、キスはしていたけどね」 ……重苦しい沈黙の後、こんな言葉が返ってくるのもお約束になっていた。 「ナツ……あなたの彼氏は、ひょっとしてゲイなの? それとも不能なの?」 アメリカのカップルは付き合うということは、セックスもしているというのが常識だ。ほとんどの学生は、高校時代に童貞・処女

ベイビーからアダルトにステップアップしました #11

#11 後は心の準備とか 「ピンポーン」 午後7時前、玄関の呼び鈴が鳴った。 どうやら、あいつは無事に着いたようだ。 ワタシは喜色満面の表情で、玄関のドアを開ける。 そこには、4年間ずっとワタシを支え続けてくれたヤツが、嬉しそうな顔をしている。 「なっちゃん久しぶり! 会いたかったよ」 「うん。私もだよ」 ワタシはそういうなり、思い切り抱きしめた ……というのは正確ではない。 実際は抱きしめるふりをして、ワタシはこの一年間で成長した乳房を、思い切り彼に押しつけた。 さすがに