見出し画像

言葉で感じる日本

そいえば、GWに東日本一周をしてきた。1週間くらいかけていろんな景色を見てきた。その中でいっぱい感じることがあった。今回はそれを画像なしで書いてみようと思う。言葉だけで書くことで、想像させる文章を書きたいなと。とはいっても、書きながら考えるので、まとまりのない文章が出来上がるかもしれない。

まずは、衝撃的だったことから。

なんと、東北に行くほど混雑具合が小さかった。GW中なのに。だから、ものすごく快適に旅行できた。例えば、山形の山寺も立派に立ってるのに駐車場は楽々止められて、頂上まで登るにも人の多さを感じることはなかった。青森までの道中も、混雑していてストレスに感じることがなかった。強いて混んでたところであげると、仙台と茨城。仙台は、牛タン、やくらいガーデンなんかは混んでた。ただ、牛タンは1年通してこれくらいだろうなっていう混雑具合だったし、やくらいガーデンも人は多かったけど、駐車場止めれなくて渋滞するなんてこともなかった。茨城県は、フラミンゴのお店とひたち海浜公園が混んでた。これは、さすが関東近郊という感じ。そりゃ混むよなって。結局、帰り道もものすごい渋滞だった。ただ、混雑してたから迂回することになって、そこで見れた景色が素敵だった。結局、GW中に旅行に行ってストレスを感じるケースは少なかった。これについて書きたいことがあるが、もうちょっとあと。

また、景色そのものにも衝撃を受けた。例えば、東日本大震災。地震が起きてから13年が経つが、いまだに当時のことを忘れない人ばかりだと思う。13年経った今、被害に遭った街は前に進んでる。すごく綺麗な街になってる。とはいっても、震災のことを忘れて良いなんてことはないから、「あえて」当時の様子を残してる箇所もある。近くには海、緑。自然に囲まれてる。色鮮やか。そんな自然が時には悪になる。そして人々を傷つける。とんでもないやつだ。そんな様子を今になって、生で見た。やはり忘れてはならないと思うし、この景色を見て、「次」に「あなた」のもとで起きた際、行動をとるか、とらないか。当時の様子を見たか見てないかでかなり変わってくると思う。 そう考えると、今見れてよかった。生きてるうちに見れて。若いうちに見れてよかったなって。

いずれにしろ楽しかった。いろんな景色を見て、いろいろな気づきがあった。旅してるのに気づきとか意識高いだ思われそうと思いつつ、確実にあった。あとは、旅を重ねていくことで、行ったことないところでも「ここは絶対よい」っていう直感とか、もし混雑していけなかった時の代替案が出てくるとか。こういった面も所々で発揮できたのが嬉しかった。もっと色んなところに行きたい。ちなみに、今日からは北海道。釧路と帯広に数日滞在して、札幌に行ってまた東京に行く。

で、だ。

これは個人的な意見なのだけど、日本人はもっと色んなところに行くべきなのではないかと感じた。行きたくてもいけないケースがあるのはもちろんのこと。それを踏まえてなんでそう思ったか2つくらい書きたい。

1つ目は、混雑に差があるからだ。GW中、激混みだったところもあればそうでもないところもあった。中身に差はない。立地に差はあるかも知れないが、それ以上に知名度の差が大きいのかなと感じた。学校の教科書、テレビ、友だちもしくはインフルエンサーのSNS。これらが発展したことにより、あらゆる地域の情報が流れてくる。なんて思いつつ、それはごく一部だと思う。もし、旅行系インフルエンサーのSNSを見たり、旅行雑誌を細かく見てたりしてたら話は変わるけども。
ぼくが好きな景色もメディアで見かけることがほとんどない。例えば、北海道。夕張市というメロンが有名なところがあるが、街並みを見たことがある人は少ないと思う。青い池、四季彩の丘がある美瑛。ここの1番の魅力って丘の景色だと思ってるけど、これをメディアが取り上げてるところもあまり見たい。
今回訪れた、東日本大震災の祈念館。フラミンゴがいるシーフード店。山形の山寺。日本には無限の観光資源がある。正直、全部見ようなんて思ったら一生かかる。仕事してる場合じゃない。これに加えて、海外に行きたい。なんて考えると、人生がどれだけ短いかを感じさせてくれる。
まとめると、自分から情報を取りに行かないと(受動的に情報を取得してると)、日本の魅力なんてほんの一部しか知れないし、もっと誇りに思える部分を見落としてしまう。その地域に住んでる、仕事してる人たちにお金を届けるためには、たくさん訪れる人がいないといけない。そのためには知ることから。

2つ目は、今のまま週5日で働いてたら、そりゃ遠くに行けないとなって。リモートワーカーは除く。というか、リモートワーカーでも、遠方での過ごし方(生活、観光など)、お金の管理(使おうと思えば簡単に飛ぶ)ができないと、環境はあっても実行に移せない。自分は幸いにも、学生時代にこのスキルを身につけたから、ある程度あちこちできると思ってる(これはいいかは置いといて)けど、これを社会人になってから身につけようなんて、とっても難しいと思う。だから多くの人は、住みやすくて仕事の多い都会に住む。そして、週末も自宅の近郊で過ごすことになる。そして、週5で働く時間。日本は全体的に残業時間が多い(周りは自分より働いてる人が多い)から、平日に何かしようと思っても、それは簡単なことじゃない。そして、土日は平日の疲れを癒すための時間を過ごすことも多いと思う。ただでさえ、出かけられるのが週2日しかないのに、その機会も無くなってしまうことだってある。
もしかしたら、みんな働きすぎなのかも知れない。ただ、労働時間を減らすなんて至難の業。かなり勇気のいることだ。最近はAIの成長速度が著しい。改めて、AIができることは全て任せてしまい、人間の労働量を減らして、休みを増やす。もちろん給料は変わらない。そして、休みを増やすことで外に出る、遠くに行く、お金を使う機会を増やす。すると、 AIに代替できない人たち、技術が行き届いてない地方の経済も回って、観光資源が維持できるのかなとか思ったり。学生の長い休みのときにやってたことができるように。

もっと、エンタメにお金を使える時間(もちろんお金も)がある世の中になったらいいのに。なんて、真っ暗な道を運転しながら思ってる。ただの嘆きごとです。

こんな文章書いて誰が読むねんって感じだけど、読んで思ったことあったらぜひコメントくださいー!まってますー!

というわけで、また!

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

今週の振り返り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?