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ドタバタ新卒日記。その1~入社きっかけとサプライズ!~

4回目の緊急事態宣言が発令される前に!と友人とお茶していたのですが、
久しぶりに社会人1年目の時に起きた珍事件について話したのでその件についてミニシリーズとして書ければと思います。
(今回はいつもよりもお笑い要素多めでお送りいたします)

入社したきっかけ、理由

このブログの読者の中で会社勤めの方も多いかと思います。
みなさんはどんな理由で入社されましたか?
やりたい業界、職種だったから
好きな事を仕事にしたかったから
ベンチャーで自分の力を試したかったから
大手企業に入ったら安定だと言われて、育ってきたから 等々

私は『会社員は安定だから』と言われ、育ったからことが大きいです。
我が家は、父は料理人、母は美容師、と手に職をつけてきた職人家系で育ち
身内にも会社員よりも教員や左官職人など、どうも”会社員”という存在がドラマの中でしか認識できず、大学生の時に想像していたのは大好きだった石原さとみ主演のドラマ〈リッチマン、プアウーマン〉=会社員、でした。
(そして東京でさえ働けば、石原さとみになれると思っていました笑)

ただ入社し、いざふたを開けてみた所、約60名ほどいるハズの社内には
石原さとみ所か、そもそも30代以上の女性が1人しかおらず、入社早々に
現実と理想のギャップに悩みました。

当時、やってて良かった事

ギャップに直面し、私の理想は石原さとみだったので、入社早々に転職サイトに登録したのは言うまでもなく。
あとは、【ライフシフト】という本を読んでいたので、入社した会社を勤め上げる、ではなくキャリアアップのために転職をする、という軸がありました。(理由はぜひ本を読んでみてください。)

転職するにあたり、インターンもOBOG訪問もしていなかった私は
「2回目の就活だ!」と、社外の人と話す機会を意図して増やしてもいました。(新卒で残業もなかったあの時にフットワーク軽く動いた自分をほめてあげたい)
おかげでその時期に出会った人と今でもご縁があって仲良くしている人もいましたし、同時に”面白い”人とも出会って、これも経験だなあと思っていました。※是非”面白い”人らに関しては別の記事で。

営業って天職じゃん期に突入!そして暗黒期へ(笑)

職種はバリバリの100%新規開拓営業。
何もスキルない自分がまず極めるには営業はやりやすそうであり、
実家の飲食店でも接客していて、初対面の人話すことに抵抗もなかったので
むしろ営業しかできないなあと思ってでした。

営業エリアが横浜市だったので、毎朝京急に揺られ寝こけながら横浜、上大岡、遠い時は大船まで向い、アポを取った企業にゼロから提案、訪問の合間には商材がLEDなどだったので付近の工場や建物、あらゆる施設が営業対象になり、どれだけ名刺交換をするか?に燃えていました。

研修やOJTも1か月程度で「あとは現場で学んで来い!」という方針だった事と直属の上司が営業チームでもトップに食い込んでいた先輩で、その現場を盗ませていただいた事と、何より九州なまりが残った新卒が売り込みに来る、となって、「まあ、名刺くらいは/パンフレットくらいなら…」と時間を割いたお客様のおかげか6月あたりには少額ではありますが、売上を立て始め、同期に負けたくない!と数字を追いかけるのが面白いなぁ!と感じていた記憶があります。
(当時は壁に全員の売り上げ成績が貼られる会社だったこともあり、
視覚的に勝ち負けが分かるのが負けず嫌いを燃やす一因でもありました笑)

夏には展示会にも出展し、秋冬に向かって某大手食品メーカーの相見積もりで業界ライバルに勝ち、稟議も通り、あとはモノを納品するのみ!といった時期。

ちょうどその日は忘れもしない、ハロウィン、10月31日でした。
社員全員が珍しく集められた夕会で、専務が一言。

「この事業部は本日付けで縮小することになりました。」


「え?縮小ってどういうこと?!と思ってハロウィン楽しんだら、
次の日には”撤退”!?縮小と撤退は話が違いますよね専務!」
次回!ドタバタ新卒日記その2~会社、倒産す~!
(デュエルスタンバイ風に読んでください笑)

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