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人嫌いだった私がそれでもオススメする友達作りの大切さ。〜その3〜

思いの外、シリーズとなってきたこの「人とのつながりを作る事」に関するシリーズ。
その1では、ご縁を大切にしてきて良かった事のシェア。
その2では、人との輪を広げる事の片山なりの価値。
これらを受けて、
「昔から人付き合いがすごく苦手なんだよな…」
「友達増やしたいけど、どうしたら良いか分からない…」
と、思った貴方の為に今回の記事は書きます。

◆そもそも昔からコミュ力高めだったのか?

地方から上京してきた、というプロフィールを知っている友人からは
「ほんと、片山って東京の友達多いよね!」と追加して
コミュ力高いですね!!」と言われる事が多いです。
確かに実家が自営業だったので「営業スマイル」は慣れたものでしたが、
どちらかというとコミュ障、コミュニケーション能力を上げようともしていない人間でした。

地元の公立中学が市内で一二を争う不良の巣窟だった為、私立の中高一貫に入学するも、どのグループにも所属せず、のらりくらり自由に過ごす『一匹狼タイプ』。

今思えば変にそのグループに行動が縛られるのがイヤだったのもありますが、
一番大きかったのは「人間関係は自分が傷つくから作らない、必要ない、価値観の合う狭くて深い友人だけで充分だ」という考えがあったからでした。
簡単に言うと、傷つきたくない「小心ビビりマン」!
というのも、小学校では自分がいじめられたくないから、という理由でいじめる側に加担し、中学校ではこれも因果応報で自分がいじめられる側になり、何かの拍子で昨日まで仲良しだったと思っていた人に攻撃される日々をおくった事もあり、正直人間関係を広げる事に良い思い出がなかったのです(笑)

◆変わるきっかけ

きっかけは留学と人との出会いでした。
交換留学制度を使って大学3年生を台湾にする、と決めた時から私の周りには留学経験者や渡航予定者、母校に留学しに来ていた外国人学生の友人。
今まで自分からは関わらないタイプの友人がたくさん集まってきていました。
もちろん、当時はまだ「小心ビビりマン」だったのとコミュニケーション能力も未熟だったので、衝突するまでもないレベルで一定距離を保ちながら、話す必要がある時&自分の得意な話題の時だけ話す、ような状態でしたが
当時の私にとっては人間関係がガラリと変わった1つのタイミングでした。

いざ台湾に入国し、留学生活が始まった時もたくさんの人にお世話になりました。
当時は4人1部屋の学生寮だったのですが、私以外が韓国人のオンニ(언니:お姉さん)でほぼ初対面の時に「ケータイってどこで契約した?」と質問したら、気付いたら一緒にストアに行ってくれて購入までサポートしてくれたり、美味しい定食屋さんやカフェに行ったり、夜な夜なクラブに行ったり(笑)と、悪友なオンニ達です。
同じ授業のクラスメイトや言語交換をしていた友人ら、市場や定食屋で私の拙い中国語をきちんと伝えられるように待ってくれてたおじさんおばさんら、本当に私の台湾生活は人に恵まれ、おかげで1年間もホームシックになることなく、むしろ超絶エンジョイ出来たと思っています。

◆不安やドキドキ、それ以上に想う事があるか?あなたにとって目的があるか?

話し始めたら本当にたくさんの思い出があります。
名前も連絡先も聞けずだった人とのエピソード(初対面のお姉さんと同じベッドで一夜を過ごしたり…笑)もあって、ネタしかない!

もちろん楽しかった思い出ばかりではありません。
自分の器が小さかったり、気がつけなかったり、プライドが邪魔したりで
衝突したり、変な人とも遭遇しました。
ただ今思えば、その時はマイナスだと感じた出来事も今では自分の糧になっていますし、糧にするように解釈しています。

「昔から人付き合いがすごく苦手なんだよな…」
「友達増やしたいけど、どうしたら良いか分からない…」
そんな貴方の為にお伝えしたいのは
①目的、目標設定を明確にする
②行動あるのみ!

①目的、目標設定を明確にする
闇雲に友達作ろう!とするよりも、まず大切なのは「あなたがどんな人になりたいか?」の目的、目標設定が大切です。
自由な旅人になりたい人、俳優になりたい人、経営者になりたい人、、適当に3つ挙げてみましたが、それぞれの目的に沿っているか?から考えて「じゃあどんな人と出会いたいかな?」に落とし込むと足の運ぶ場所も明確になって良いのではないかなと思います。

②行動あるのみ!
目的、目標設定は定まったでしょうか?
ぐるぐる考え続けて考え続けて、家の中で体育座りしていても何も変わりません。
目的が決まれば、行動していきましょう!

経営コンサルタントとして有名な大前研一さんの言葉で
「人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。  
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。」

大前さんの言葉をご自身が変化した経験に当てはめるととても分かりやすいのでは、と思います。
目的、目標設定した理想の自分、人物はどこに出没するでしょうか?
出会いはどこに転がっているか分かりません。
常にアンテナを張っていましょう。
正直に周りの人に話してみても良いと思います。
そうすると片山のようにお世話焼きな人が必ずいるハズです。

◆終わりに

誰も知らない海外の土地で生きていこうとした時も
社会人1年目にして、就職先が倒産した時も
まさに今から人生を変えていこう!としている時も
どんな時でも一番の支え、サポート、生きる知恵を与えてくれたのは「ご縁あって友達になった沢山の人々」のおかげでした。

片山自身も人嫌いでコミュ障な所から、沢山の人の愛情や優しさに触れて、今みたいに「人と話すの楽しい!新しい出会い面白い!」となるようになりました。
もちろん時々は「一人になりたーい!」となる時もありますが、一度この面白さを知ってしまったので、引きこもったとしても2日で飽きちゃうかもなと思います。

長々とシリーズになりましたが、人は変化できます。
「変わりたい」という想いが少しでもあれば、行動を起こせば。
今回のシリーズを通じて自分の脳みその中身をアウトプットし、整理整頓されたので有り難いです。
ただ全部書き出せたか?と言われるとまだまだなので、絶賛加筆予定です。

「一歩踏み出したいな」という人の背中を押せたら幸いです。
今回はここまで。

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