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不屈の精神〜ジャック・マーについて〜

中国EC最大手アリババグループを立ち上げた男は何を大切にしてきたのか
先日はココ・シャネルに注目しましたが、今回は現代を生きる
実業家、ジャック・マーについて私なりにまとめたので記事にしてみます。

◆アリババとは?
中国国内におけるeコマースから始まり、物流、決済、とオフラインとオンラインをつなげる流通網を作り出したのがアリババの始まりです。
セレクトショップなどでPayPayやLINE Payと共に「Ali Pay」というキャッシュレス決済を見かけることもあると思いますが、あれもアリババグループの1事業です。

https://www.alibaba.co.jp/

◆ジャック・マーはプログラミングではなく、人心掌握のプロ
1999年にジャック・マーと17人の創業者によりアパートの一角で始まった企業が何故この短期間で急成長を遂げられたのか。

https://www.nna.jp/nnakanpasar/backnumber/180601/topics_004

「起業家にはIQ(知能指数)だけでなく、EQ(Emotional Intelligence Quotient、心の指数)とLQ(Love Quotient、愛の指数)が必要だ」

※早稲田大学の特別講演の際の記事から引用(2018年)

この公演の一部を聞くだけでも、ジャック・マーがどれだけビジネスではなく、人を大切にしてきたか?が分かります。
成功者と呼ばれる人の過去は当然、華々しいものだろう、と考えがちですが、ジャック・マーの過去を知ってある意味”ポンコツ”だった彼と一緒に仕事をしよう!と孫正義から約80億円もの出資をGETできたのも、スキルではなく、会話の中で孫氏に「うん」と言わせたジャック・マー自身の人柄や情熱な部分が決定だのだと思います。

◆まとめ
ついつい世の中の流れに合った働き方、生き方をしよう、とすぐに思いつきがちですが、ココ・シャネルと同様にジャック・マーも、時代に合わせるというよりも、その時代の波を上手く乗りこなしているサーファーのような印象を受けます。
両者ともに時代が何を求めているのか?という先見の明はあって、じゃあ実際にやってみよう!という行動力もある。
ただ大きな違いは、再現性があるかどうか?
短期間で急速に結果を出した原因はそこにあるのではないか、と思います。

そこに関してはまたどこかの記事で。

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