.* こどもの食事がすすまなかったり、むら食いが気になる時 *.

おはようございます!

前回の記事と重なるところがありますが、こどもの食事がすすまない時や、それまで食べていたものを急に食べなくなってしまったり、むら食いをするようになったこどもへの対応について今日は書きたいと思います。


こどもの食事を見ていると、つい最近まで好き嫌いなく何でも食べていたのに、急に野菜だけ食べなくなったり、ご飯しか食べなかったり、たくさん食べたかと思えば少食になるなど、食事の様子に偏りが見られることがよくあります。
前は食べられていたのにと、保育者は不思議に思ったり不安になって、どうにかして食べてもらいたいとつい頑張ってしまう、なんてことがあったりすると思います。

そんな時、
「前は食べてたでしょ?」
「しっかり食べないと大きくなれないよ」
こんな風に声をかけてしまう人、いるのではないでしょうか。

たくさん食べてもらいたい、好き嫌いをなくしたい、励ましたい、そういう気持ちはとてもよく分かりますが、そういったこどもに対し保育者がまずしなくてはいけないのが、こどもがどうして食べられなくなったか、の理由を探り、臨機応変に対応していくことではないかと私は思います。

「乳幼児期」の咀嚼力はまだまだ未熟で発達段階にあるため、同じ食材であっても、味付けやゆで具合によって固さが違うなどして、それがきっかけで食べたくないとなってしまったのかもしれません。

できあがったものをそのままこどもに出すだけではなく、小さく切ってみる、つぶしてみる、混ぜてみる、量を少なくしてみるなどして工夫をし、
「私も食べてみたけどとってもおいしかったよ。食べてみてほしいな」
と、保育者側の気持ちも伝えながらすすめてみるといいでしょう。


こどもの成長とともに食の好みも変わったりするものです。

無理強いは決してせず、あたたかく見守りながら楽しい食事を心がけたいですね。

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