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.* 食事は頑張るものじゃない *.

おはようございます!
チャイルドマインダーのみぎたです(*'ω'*)

認可保育園で保育補助をしたり、個人で訪問保育を行ったりしています。



保育園には実習生さんが来るのでこども達も嬉しくて、甘えてみたり、わがままを言って困らせてみたり、あっちへ行こうこっちへ行こうと引っ張りだこにしてみたり、いつも以上に賑やかになります。

そんなこども達に応えようと実習生さんもいろいろと考え、一生懸命に接してくれています。そのなかで私が唯一、どうしても気になるのが、食事がなかなか進まないこどもに対しての言葉かけで、「頑張って食べよう」と言ってしまうこと。

私自身も昔は「頑張って食べてみよう」と声をかけていたことがありました。周りの先生も同じように声をかけていたので真似をしていましたが、職場が変わったときに当時の園長先生に「ごはんは頑張って食べるものじゃないわよ」と指摘をされ、ハッとしたなんて出来事がありました。

保育者も保護者の方もみんなそうだと思いますが、こどもには何でもしっかりと食べてもらいたい、好き嫌いしないでたくさん食べてもらいたいとそういう願いを持っています。
私もそこは同じです。
ただ間違ってはいけないのが、食事はイヤイヤ摂るものでも無理をして食べるものでもない、頑張らなくてはいけないものではないということ。

もし指摘をされていなかったら、いまだに「頑張って」と声をかけていたかもしれません。



楽しい雰囲気の中でさまざまな食材に触れ、楽しみながら食事をする。何よりもまず楽しく食事をすることが大切であることを忘れてはいけないのです。

これから実習に行く学生さんや、現場で活躍されている保育者の方の中で、つい「頑張って食べよう」と声をかけてしまっている人がいるなら、それをぐっとこらえ、こどもが楽しく食事ができる言葉かけをぜひ探ってもらいたいです。

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