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ペットロスを癒やしに大久野島へ行った話

飼いうさぎ”はぐ"を亡くし、ペットロスが辛すぎるので、大久野島へ傷心旅行。
まだ四十九日も経ってないのに、浮気をしてごめんね…はぐたん。

大久野島はペットロスの癒やしになる?

結論から言えば、とても癒やされました。
ネット上のレビューには、「うさぎ飼いの人は、行かない方がいい」という声を、ちらほら見かけます。
一理あるとは思いましたが、それ以上に色々な感情を開放できたので、ペットロスが少し治まったみたいです。

宿泊施設からの光景

余った餌を持ってウサギ界へ恩返し

はぐたんの最期は、前触れなく訪れたので、まとめ買いした餌が沢山残りました。
ひとまず、開封済みのは捨てようと思いつつ、食べ物を捨てるのに罪悪感を覚え、そのままになっていました。

そんなある日、ずっと気になっていた大久野島を思い出し、傷心旅行を兼ねて野うさぎさん達に食べてもらおう!、と思い立ったのです。

港でも野うさぎ達がお出迎え

果たして、どれくらい食べてもらえるか?、そんな心配は無用でした。
野うさぎ達は、目の色を変えて大喜び!、あっという間に完食w

開封済みのはもちろん、一応持って行った未開封の袋まで、見事に食べ切ってもらえました。
ペットのうさぎが、いかに恵まれた環境で飼われているか、思い知らされる2日間でした。

はぐたんのお皿がぁ…www

自宅にはまだ、未開封の牧草やペレットが、ダンボール一杯ありますw
フリマアプリで売るつもりでしたが、また秋にでも大久野島を訪れて、野うさぎ達に食べてもらおうと考えてます。

お腹いっぱい食べて大満足

野生の厳しさを痛感した大久野島での光景

大久野島では、食べ物事情の他にも、野生ならではの光景を目にしました。
船で港へ上陸してから、休暇村のある広場までの導線上は、人馴れした穏やかなうさぎが多かったです。

…が、観光客があまり行かない、島の奥の方へ進むうちに、穏やかな光景は一変しました。
大久野島には川が無いため、職員さんが補充して周る水飲み場ごとに、うさぎの群れが点在しています。

その群れの中に必ず1羽は、大怪我をしているか、除け者にされたうさぎがいるのです。

人懐っこい除け者ちゃん

天敵に襲われたとか、うさぎ同士の縄張り争いとか…、容易に想像がつきました。
しかし、それらの根本原因は、マナーの悪い観光客らしいです。

例えば、人間の臭いが染み付いたうさぎは、群れから弾かれてしまうのです。
独りぼっちになったうさぎは、天敵にとって格好のターゲットとなります。

だから、これから大久野島を観光する人は、島のルールを守ってもらいたいです。
(ただし、うさぎの方から触れてくるのは、構わないとのことです…w)

看板に書かれた大久野島のルール

大久野島への傷心旅行は平日がオススメ

うさぎブームは、ようやくピークを過ぎたと感じますが、依然として、土日祝の大久野島は大混雑のようです。
観光客が多いほど、マナーの悪い客も増えるでしょうから、傷心旅行どころではなくなります。

そもそも、島へ渡る船が数時間待ちらしいので、うさぎと戯れる時間はほとんど無いでしょう。
ですから、大久野島の旅行計画を立てる際は、土日祝を避けるのがお勧めです♪

私は幸い、平日に1泊2日の休暇が取れたため、大久野島を存分に堪能できました。

人気(ひとけ)のない海岸で黄昏れたり、野うさぎ達に囲まれてボーっとしたり…。
ひとり時間を過ごすには、最適なスポットだと感じました。

はぐたん、素敵な場所に導いてくれて、本当にありがとう。

はぐたんの写真集を作りました📸

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