2016年12月

[ 第1週 /2日]

背中に陽射しを感じると ♫Sunshine on my shoulder makes me happy♫というフレーズが聞こえてきます

この時季、首の付け根が冷えます。冷えて硬くなると、頭が熱くなって眠りも浅くなり、眼も疲れ、風邪もひきやすくなります。左手の合谷を使って首の付け根の気の流れを良くしておきましょう。

もう一つの方法。右手首の「外関」と左の合谷を近づけると互いに共鳴して首の付け根が温まります。みぞおちが温かくなり、眼や頭がスッキリします。

[ 第2週 /9日]

この時季、左の内くるぶしが冷えに敏感に反応します。ここが冷えると骨盤底(とくに左)が硬くなり、下腹も冷えやすくなります。くるぶしに気を通すとお尻の下から下腹まで温かくなり、頭は涼しくなります。

額に手のひらを当ててみて、手のひらを冷たく感じるようなら、頭が熱くなっています。下腹が温まって、頭の熱さ(のぼせ)が抜ければ、手を当てると温かく感じるようになります。「頭寒足熱」ですね。

[ 第3週 /16日]

”エキサイティング”な年末になりそうですね

真冬なのに、春のように頭から足へ向かう気の流れが溢れてきています。足三里で流れがつかえると頭が熱くなり、胸もつかえ、暗く不安な気分も生まれやすくなります。足三里からうまく抜ければお腹が温まり、気分も落ち着きます。

膝を腕で抱えて肩の力を抜くと、自然に足三里が反応して、頭から降りてくる気の流れが足三里から発散し、同時に足元から脚の内側 →下腹への気の流れが良くなります。下腹は引き締まり、上半身はリラックスします。

この冬、「冬春同居」の落ち着かない季節感になりそうです。身心の平和を守りたいですね。

[ 第5週 /30日] 今年の総括リポート

秋以降、気温だけでなく湿度の変動も激しく、胸椎5番が敏感になっています。免疫系を始めとして律神経系、内分泌系のネットワークが不安定になりやすくなっています。「身体の気候」も不安定になるわけですね。

これから春にかけて、足三里からの発散が鍵になります(再掲です)。

変動の大きい気候が常態になりつつありますね。安定した季節感が失われれていくということでしょうか? だとすると変動の大きい環境そのものに適応する身体になっていく必要がありますね。これからの課題です。

「身がままリポート」の中のメソッドは『整体かれんだー』に載っているものも多いですが、より効果的、かつ分かりやすくなるように少しずつアップデートしております。『整体かれんだー』と違う場合は、改良ヴァージョンと考えてください。

良いお年を!

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