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光の輪郭が見えたから


大阪から東京と併せて約一ヶ月程続きました写真作家の鳥尾佳佑氏の展覧会「ヒカリノシマ」が終わりました。


大阪のギャラリーで、彼の紡いだ小説「光の輪郭」の朗読会が急遽決まったことから、ゲスト出演で朗読をやらせていただくことになり、更に東京でも鳥尾氏の展覧会が突然決まったことから、実冬初となる東京での朗読会を経験することになりました。


ご心配の声もあった実冬イントネーションが受け入れられるかどうか……でしたが、朗読後は皆さん鳥尾佳佑氏の写真の世界観に、実冬の声と朗読表現がとても合っていたと仰ってくださり「東京で朗読会がある時は、是非お誘いくださいね。」とのお声掛けも頂き、自作の詩を読み聴かせるだけに留まらず、朗読表現の実冬としてもやっていけるのかなぁ〜という手応えを感じることが出来ました。


そうそう何人かの感想の中で、実冬の朗読は何処か切なかったり怖かったりすると言われました。
決して鳥尾氏の書いた小説「光の輪郭」の主人公は、誰かを恨んだり、陥れたり、ヒステリーを起こすような性格でもないのに「あの彼女は、ちょっと怖いわぁ〜」と。

恐らくそれは鳥尾氏の書いた小説のせいではなく、私も気づかない心の奥底に潜む狂気がそう感じさせているのかもしれません。


大阪でやっています私自身の朗読イベント「実冬の味読」にお越しくださる方の中にも同じように仰られる事はありますが、それが怖いもの見たさ聴きたさのクセになられるようで、一度足を運んでくださった方が次も、またその次も……とお越しくださる事は、本当にありがたいことだなぁと思っています。

この度の大阪、東京の朗読会にお越しくださった方々、また様々なご事情からお目にかかることが叶わなかった方々からも励ましのお言葉を頂戴し、無事に朗読会を終えることが出来ました。

さて、この朗読会の為に、一旦横に置いていました5月開催の自身のイベントに向けて取り組んでいかなくては。

そんなこんなで、noteも出たり入ったりの感覚が長く空いておりますが、ボチボチ思いついたことも書き綴っていこうと思いますので、よろしくお願いします(^-^)


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写真撮影:鳥尾佳佑

実冬の文章や朗読がいいなって思っていただけたら嬉しいです。 お気持ちは、自分へのご褒美に使わせていただきます😊