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サヨナラは誰に言う

書こうか悩んだ。
でも書いた。

昨日お葬式に行ってきた。
飲み友達さん。
私より若い。
567前はちょくちょく行きつけのバーで会えた人。
ちなみにそのお店も既にない。
ウイスキーの品揃えが絶品だった。

567もあってお目にかかることも減り。
最後に乾杯したのはいつだろう。
そんなこんなしてるうちに、闘病生活を送られているのがSNSから分かった。

それでも折に触れ、SNSで会話を交わしたり。
お互いの誕生日には祝いの言葉をかけあったり。

いつも笑顔で、お世辞でも何でもなく、ほんとに朗らかで気持ちの良い御仁だった。
大柄、というか相当な巨漢で。
ウイスキーを水のように飲んでも乱れることなく。
私の悪絡み()にもニコニコ対応してくれる人だった。

ある日話の流れでお互い牙狼(特撮です)が好きなことがひょんに分かって、めちゃくちゃヲタクトークを繰り広げたのはいつだったか。
先日まで放映してた新作は見られなかったのかな。
「分かる人」同士で色々話したかった。

大好きなお酒、しばらく飲めなかったでしょう。
あちらでは思う存分、それこそ浴びるように飲んで下さい。
現世の酒は代わりに私が枯らしときます。
もちろん、身体には気を付けて程々に。

また杯を交わすまで、そちらのいい店を探しといて下さい。
私が向かうまでに、牙狼の新作があと何本あるか分かりませんが、とりあえずチェックしときますんで。

サヨナラは旅立った人に言うのではなく。
自分自身に言うのかなぁ、なんて思った。
上手く説明できないけど、そうすることで明日からの自分がまた始まる。
そんな気がする。

自己満足、だろうな。
このnoteだって。
うるせぇ。
自己満足上等!

Goodbye Yesterday. 
and Hello Tomorrow.

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