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レトロニムって概念が好き~というか「ことば」が好き。

突然ですが「レトロニム」って知ってますか。
「純喫茶」「固定電話」「瓶ビール」「アコースティックギター」などがそう。
「不純な」喫茶店が大正時代に出来たせいで、それまでの「喫茶店」が「純~」に。
「携帯」電話が登場したことから、据え付けの「電話」が「固定~」に。
「缶」ビールが出てきたことで、ただのビールが「瓶~」に。
アコギはエレギが生まれたから。

レトロニム(retronym)
新語と区別するために、呼び名をつけ直された既存の語。デジタルカメラに対するフィルムカメラ、オンラインショップに対する実店舗など。

デジタル大辞泉

1年ちょっと前の読売新聞の記事が面白い。
M-1でネタとして使ってたコンビがいたのね!(本人たちは「レトロニム」を知らなかったようだがw)。

ちなみにウィキペディアにもいっぱい載ってるけど、それホントに「レトロニム」?ってのもあるなぁ(苦笑)。
「ソロアイドル」はちょっと笑ってしまった。
でも確かにそうかもね~。
「ちくわ」は寡聞にして知らなかった!

一応「ことば」で飯を食っているので、色んな「概念」が好き。
逆さ言葉(いわゆる「シースー」とか「ギロッポン」とか「ルービー」)なんかは業界用語、しかも「古い!w」みたいな感じで揶揄されがちだけど、実は江戸時代からある「倒語」なので実は由緒正しい。
「ネタ=種」だってそうだからね!

ドイツ語好きとしては、旧制高校の学生たちが使ってた流行り言葉も面白いなぁ、って昔から思ってる。
かなり品の無い(苦笑)のもあるけど、「メッチェン」「シャン」あたりは今でも流行らせたい。
みんなも「うちの推しはシャンです!」とか言ってこ?(誰も言わない)

たまには知性を感じる話題で書いてみたYo!(そういうことを書くのは知性が無い証拠←)

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