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レースに向けたマスターズ水泳の練習計画

2021年の短水路大会シーズンがいよいよ開幕し、これからマスターズスイマーの皆様は大会出場に向けて調整を行う大切な時期になってくるかと思います。

連戦の方、シーズンの出場本数を決めている方、PBやSBを出すために皆様懸命な練習をしていることと思います。(当方は恥ずかしいくらい練習できていません泣)

そんなマスターズスイマーの皆様が練習で役立つよう
☑ 目的を明確化
☑ 手段の選択
☑ 参考メニュー
を紹介していきたいと思います。それでは、ご覧ください。

1:ピリオダイゼーション

期分けと訳します。
レースに向けて計画を立て、トレーニングの内容を構築していくことを指します。このピリオダイゼーションを設定せず、闇雲に泳ぎ続けることは、ベストはおろか故障の原因につながりかねません。
マスターズスイマーの皆様はお仕事をされるなど、時間をやりくりして練習することがほとんどだと思います。レースに向けてじっくりとスケジューリングすることをおすすめします。

8週で期分けした場合の一例は下記の図のようになります。

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8週目のレースに向けて、その週のメインとなる内容を決めて、練習を行います。(各カテゴリについては下記に記載します。)

いかがでしょう?

✔ 練習をする際に、常に負荷の強い練習になっている
✔ 目的やテーマを見失っている
✔ メイン練習が決まらずに、新しいメニューを求めてしまう
✔ 継続性がなく、自分の調子の効果測定ができていない

こう言った方には、このピリオダイゼーションが必要になると考えています。

また考慮すべき点としてマスターズスイマーの皆様に関係するのが、1週間あたりの練習量です。
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例えば、
練習が週5回の場合
3〜4回がメインターゲットになる練習を実施する。

週2〜3回の場合
毎回メインターゲットの練習を実施する。
ーーーーーーー
ということが理想になります。

目標達成のためにはゴール(レース日)から逆算して、どの時期に、どれくらいのボリュームの練習で、どんな強度の練習を何回すれば良いか。下記のカテゴリを参考にして練習メニューを作成していきます。

では、カテゴリをご紹介します。

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