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マッドマックス もしも映画がゲームになったなら #6

ゲームプランナーのみえうです。
この記事シリーズは見た映画のエッセンスを抽出してゲームにアレンジします。版権もののゲームを作るわけではなく、何が楽しかったのかの分析とゲームへの再構築を題材とします。映画のネタバレが多く含まれますのでお気をつけください。
今回は第6回です。

今回の題材はマッドマックス!結構前から見たかった世紀末系映画ですね。

シリーズ何作もありますが、今回はマッドマックス怒りのデスロードを取り上げます。最近シリーズ全部TV放映したみたいですね。私はテレビ放送じゃなくてアマプラで見ました。TV放映されたこと全然知らなくて、なんかtwitterで話題をちらほら見て、何だろーなーと思ってたらTV放映されたんですね。気になったからアマプラで見ました。怒りのデスロード以外の額品は未視聴です。

何が楽しかった?

思ってたよりちゃんと映画してた・・・っていうのが最初の感想ですね。もっとネタ映画っぽいの想像してました。ちゃんとシナリオあったんですね・・・しかもかなりしっかりしたやつ・・・。

最初から最後までずっとあるカーチェイスシーンはやはりこの映画の見せ場でしょう。後は火吹きギター。あれかっこよすぎひん?この世紀末感は何10年前にもつくられていて、もう王道定番まで来ちゃってると思います。みんな大好きですよね世紀末。

構造化する

どの部分を取り上げようかと悩みましたが、失望にしようかなと思います。
劇中だと、目指していた緑の地がすでに荒廃していて打ちひしがれるシーンです。いろいろなものを犠牲にしてやっとの思いでたどり着いたのに、すべてが無駄だったとわかるシーンは最高です。

抽象化すると「好きなキャラクターがひどい目にあう」です。これ興奮する人そこそこいるみたいですね。推しがひどい目に合ってるのがゾクゾクするような表現してるの見かけます。メジャーなフェチじゃないと思いますが、絶望的なほどマイナーでもなさそう。これがどういう条件で発生するのか考えていきます。

まず分離したい条件があります。ひどい目に合うのが推しでも自分でもOKなのか、推しだけなのかです。今回は推しだけで自分はNGにしたいと思います。自分が被害にあうのはエンタメではないからですね。
またひどい目に合わせるのは肉体的か精神的かという話があります。これはどちらでもOKにします。ゲームにしたときにいくつかバリエーションがないとネタに詰まりそうだからですね。とはいっても、基本は精神的にひどい目に合わせたいですね。肉体的だと傷が見えてかわいそうじゃないですか。

ひどい目にどうやって合わせるかも話しておきましょう。例えばDVや監禁みたいに自分が相手をひどい目に合わせるのは避けたいです。自分はあくまで推しの味方でありたいです。ただ、ひどい目に合うまで放っておいて、ひどい目にあったら助け舟を出すだけです。推しが調子に乗りやすいタイプで、調子に乗ってしっぺ返しを受けたあたりで助け舟出したい。苦しそうな目でこちらを見上げてほしい。

ゲームにする

▼目的
プレイヤーに依存するキャラクターを増やす

▼設定
プレイヤーは特殊性癖の持ち主。人に依存されるのがたまらなく嬉しい。
いろんな人に依存されたい、一人の人に深く依存されたい、それが自分の幸せ。

▼手段
基本的にはギャルゲー。
恋愛ゲームは恋人になることが目標だが、こちらは相手をプレイヤーに依存させるのが目標。ありとあらゆる手を使って相手の陥れ、自分に助けを求める状況を作り出そう。何度も連続させることでプレイヤーなしじゃ生きれないと洗脳し、プレイヤーに依存させよう。
依存させることは目標なので、その間の描写が真骨頂。イケメン/美少女が精神的にひどい目にあい、追いつめられる様を描く。それをプレイヤーが状況を作り出し、間接的に陥れるのがキモ。直接的ではない。

おわり

思ってたよりひどくなった

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