健屋花那を推すまでと推してからの流れ

忘れる前に推すことについて学んだ感情遷移をメモしておきます。過程を全部書いているので後半まで健屋花那は出てきません。

なんでそんな勉強始めたの?

仕事で必要になったからです。

私はゲームを作る仕事をしています。仕事でキャラゲーを作るにあたり推す感情を理解しておこうと思って始めました。
結果から言うと結構役に立って、勉強した内容から考えた仕組みも実装されてます。また、自分の見識も広がったので得たものは非常に多かったです。
せっかく得たものがあったので色褪せる前に残しておこうとこの記事を書いています。

注意
ここに書いてある内容は私の場合です。
他の人に当てはまるとは限りません。

Vtuberとの出会い

私はVtuberは最初ホロライブから入りました。この時に四天王と呼ばれていた人たち以外のVtuberを初めて知った感じです。うっすらとにじさんじって団体のことは知ってました。

初対面はこのツイートだったと思います。(実際に見たのはどこかのまとめサイトとかだったかもしれないですが)ここで宝鐘マリンを知って、元動画を見に行ったと覚えてます。

で、知った後は放置してました。深追いしなかったんですね。たまーに切り抜き動画を見るくらいです。兎田ペコラがスマブラで美しい自殺決めるのとか見て笑ってました。ほかのエンタメと同じ位置にいました。

半月くらい適当に付き合った後、2月に転職する機運が高まりました。その時、転職業界の一つとしてVtuber業界を調べ始めました。この時期のことはあまり語らないですが、この過程でホロライブ→にじさんじと広がっていきました。結局コロナもあって転職はしてないです。

推しを探す

3月後半入ってからキャラゲーを作ることになり、推しの勉強をしよう!と考え始めました。ゲームやアニメのキャラは今まで好きになれなかったので、キャラから推しを勉強するのは最初からあきらめました。で、ちょうど見ていたVtuberに目をつけて推しをそこから探そうといろんな人のアーカイブや切り抜きを見始めました。
この過程で結構好きだったVtuberはこんなところです。
・さんばか(リゼ・ヘルエスタアンジュ・カトリーナ戌亥とこ
社築
不知火フレア
レヴィ・エリファ
波羅ノ鬼
Project A.I.D
皆さんおすすめですので見てみてください。
下の三人は歌が好きでいまだに仕事中によく聞いてます。

パッと時間は飛び4/25になります。この日に健屋花那を見つけました。にじさんじ非公式wikiですね。アーカイブ見るのもつらかったので人を探してwikiをたどっていたらこの言葉が目に入ったので、見に行きました。

画像1

これの「落ち着いた声」の部分です。いろんな人を見て結構騒ぐ人が多く疲れていたのか落ち着いたという部分に反応しました。この表記を見た後にちょっと左を見て外見を確認します。ダウナー系のキャラクターかなとイメージ、幽霊とか吸血鬼とか夜的な印象を得ました。髪色とアイラインが濃さと色白ってとこだけで判断してますね。ナースキャップなんて気が付きもしなかったです。
他の文言が刺さらなくてここだけ刺さった理由は単純で、私は他者からの評価に反応がいいです。(ファンではなく同業者である)他のライバーからの評価を得ているという点が刺さったポイントです。自分自身に名声を得たい欲求が高く、そこを実現しているのはうらやましく思うため、目につきやすいです。

推しにする期間

ここから動画を見始めますYouTubeの履歴によると最初に見たの歌ってみた動画でした。多分声を確認したんでしょう。

手ごたえがあったのか同じ日にこの切り抜き動画を見ています。

見た記憶全然ない!でもなんで見たかはわかる。いろいろ探してる間にさんばかさんのことは知ってたし、そこそこ好きだったからですね。知ってる人と見たい人が絡んでるから見たんだと思います。知ってるとその分親近感が沸くから仕方ない。

次はこんな切り抜きですね。

私の人生に初めて白雪巴さんが登場します。私の好む距離感が壁なのでこれは結構刺さりました。このあたりで推しにできそうという手ごたえを持ててきます。推しにするために彼女の情報の追加と接触回数の増加を図ります。次に見たのはこの動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=4pgLL4ROLqI
なぜか動画が埋め込めない

この動画は彼女の初配信ですね。彼女についての情報を追加するために配信スタンスや設定に見ています。現在の配信を追うためには今までの文脈を知らなければならず、それが多すぎると厳しいのでそこそこ新しめの人で安心した気がします。情報ほしいならwiki読めよとは思うが、情報の媒体が違うと体感が違いますからね。まぁ、過去のtwitterなんか追えないのでwikiも読みました。さてこの動画からライバーの活動期間、医療系設定といった基本情報を獲得し、同期の早瀬走さんとシェリン・バーガンディさんを認識します。その関連で同期でユニットを組ませてデビューさせていることを知ります。

この後は接触回数を増やすべくアーカイブを見ています。記念配信、歌枠、SuperLiminal、すこやか放送(第一~七回)といった感じです。古いところと文脈が関係ない動画が中心ですね。頭から抜けていたので切り抜き見てないんですけどこれはミスでした。見たほうがよかった。

ちゃんと動画を見るようになって、当初の「推しの勉強」目的から単に「楽しいから見たい」へ動機が変遷しています。なぜそう変遷したかは健屋花那さんに関する知識が増え、愛着が増えてきたからです。知ってる人の情報や対応の知識が増えるとその人が自分に危害を与えるものではない認識ができ、その人に対し安心感を感じれるようになります。(自分だけかもしれないけど、人見知りなので結構なステップが必要なんですよ。そうでない人はこのステップが逆なんだろうな。)そこまで相手がわかるに結構なコストを払っているので安心と混ざって愛着になるんじゃないかなと思ってます。健屋花那さんに対して勝手に愛着が沸き、勝手にスタンスが変わりました。接触回数を増やしたのはこれを狙っていて、やらなきゃいけないこととか好きにならなきゃいけないことに対しては結構やります。

5/1になり、始めて配信をライブで見ます。それがこれ。

なぜこれを見たかというと、デスティニーチャイルドに触ってたことがあるからです。
この後から配信を追うようになるので、この配信は重要な分岐点です。なぜこの後配信を追うようになったか?愛着が増えてきたことと単に彼女が魅力的に映ったからですね。この時に彼女の魅力と感じていた「幼さ」や「アマチュア感」があります。仕事と趣味を切り分けてないというか、割り切ってない感じがあってそこにリアルさを感じていました。案件配信という100%仕事の配信でも感じれたので、本来的にこういう人なのかと考えました。Vtuberはリアリティショーと言われますが、その辺は私も求めているのだと思います。
配信を追うと決めた時点で健屋花那さんを推していくということは心に決めてました。GWかけて推しにすることに注力をはじめます。

初めてのスーパーチャット

次に見た配信はGetting Over Itの耐久配信です。

残念ながら最初から見れていたわけではないんですが、これは初コメント&初スパチャの記念碑的な配信です。これが自分の初スパチャです。

画像2

動画の4時間17分を見るとこのコメントが見れます。事柄が起きてからクレカ登録してスパチャしてるので、画面の出来事と何もシンクロしていないですね。とりあえず最低金額からっていうのが透けて見える金額で、様子見感が出てる人間らしいスパチャです。
この配信は会社のオンライン飲みの後に見ているので最初から酔っぱらって視聴していて、勢いでコメントやらスパチャやらしました。完全に勉強が目的から外れてますね。この配信ともう一個の配信だけ会社のslackに感情変化をメモってます。そのメモをもとにこの時の感情を語っていきましょう。このメモ長いので読みたくない人は飛ばしてください。

▼配信の良さについて
アーカイブと配信の一番の差はコメントできるかどうかですね。なのでコメントしなければ配信でもアーカイブでもあまり変わらないです。コメントには結構いろんな感情が入ります。また、今起きている話という箇所も違う点です。話題が過去の事柄ではなく、ここ数日の話題が出てきます。

1)感情を吐き出す
自分の思ったこと、感じたことを吐き出すだけでも楽しいです。とにかく自分の感情を誰かに聞いてほしいんです。これ壁相手に吐き出してもダメなんですよね。「誰かに」というのは重要なポイントです。コメントは全員に公開されているので、誰かに見られている感覚が得られます。自身のコメントが投稿されたことが画面上でわかるのがとてもGOODなポイントです。投稿から反映までのラグがもっと短いと体感が上がりますが、まぁ厳しそうですね。
この感情は映画見た後にその内容について話したいのと似てます。こっちは映画見ている間に感想を話しているようなものなので、インプットからアウトプットまでのサイクルが比較にならないほど短いです。家でみんなで映画見たり、金曜ロードショウ見ながらtwitterでつぶやくとかと近い状態ですね。文字媒体になるので同様口や体を直接動すよりは発信が遅くなり、体感は会話には劣ります。

2)共有意識
他の視聴者と空間や感情を共有することで一体感に近い安心感を感じられます。自身のアウトプットとほかの人のアウトプットが同じことで、他の視聴者と空間や時間を共有している感覚を得られます。配信を開始するときは「初診です」「再診です」といった決まり文句、終わるときは「おつすこ」といった定型文はこれを促進します。また、明確なコメントポイントを作るとこれが生まれやすいです。ゲームのステージクリア時に「おめでとう」はタイミングがわかりやすく、やりやすいコメントです。
同じコミュニティに属するメンバーと同じ感情を共有することで仲間意識が上がり、コミュニティへの帰属意識が強くなります。人にもよりますが帰属は安心をもたらすので正の感情ととらえています。また同時に配信者はタレントの特性以外にコミュニティリーダーの側面を持つと感じます。動画投稿者はこの特性が薄く感じ、配信者ならではかなととらえています。
このコメントし始めるとよく見る視聴者を覚えはじめます。GOTHさんとか名前目立つし覚えてしまいました。
難点は他の人の感情がコメント上でしかわからず、文字を打ってると見逃がしやすいです。そのためインプットとアウトプットを分離できる、リアルなライブには劣ります。リアルライブは目と耳でインプットし、体や口でアウトプットできますからね。この点の解消のためにコメント読み上げしてる人もいますよね。

3)配信者に認識される
自分が行ったコメントに対してフィードバックがあり、それによって自分の感情が動きさらにコメントにつながる。ゲームのようにインタラクティブなコンテンツです。ゲームほどしっかりとした入力を求められないので、疲れていても参加しやすいのが利点です。
感覚としてはアイドルを出待ちして歓声送ったり、ライブで目線もらうとか近いです(やったことないけど)。推しが自分を認識知れてくれた事がうれしいんですね。初めてコメント取り上げられたときは血が逆流するかと思いました。初めて取り上げられてのは5月のお掃除キャスですね(メンバー限定のキャスなのでURLはなしで)。機械的に「初見さんようこそ」みたいな取り上げられ方ではなく、普通に話題として取り上げられました。これがとにかくうれしく、この後取り上げられるためのコメントをするようになります。この感情は私がはがき職人的な気質を持っていたことが強く由来しています。会話でもオチをつけずにはいられない質で、絶対に反応させたいんですよね。
コメントは同時性が強く、練っているとすぐに時代遅れになってしまいます。なのでコメントは練らずに反射で送るようにしてます。考えても一秒くらいですね。Vtuberはよくマシュマロというお葉書フォームがあり、それがコメントをよく練りたいはがき職人タイプの受け皿になるかと思います。健屋花那さんの場合はすこやかラジオのお便りが受け皿になっています。取り上げられる配信がラジオに固定されてしまっているため、私にとっては受け皿になり切れていないです。この辺は距離感の話が絡んでくるので後程詳しく記述します。

4)配信者への共感による親近感
メモにこんな記述があります。

「推しの昨日カレー食べた」と自分の「一昨日カレーラーメン食べた」のが共感を生じている。相当遠いニアミスで共感が生じそう。

自身の体験と近い体験を同じくらいの時期にしているから共感しているわけです。これが生放送である利点と思います。
アーカイブだと普遍的な情報にしか共感しにくいです。私の場合だと健屋花那さんの職場の病院の近くにカレー屋があるらしく、同じ条件の病院が近くにあるという点で共感をしていました。さらに言うと「もしそこで働いていたら」をベースに妄想もしています。私は壁属性なので妄想の中で出会いはしないんですけどね。
生放送であれば直近の体験も共感の対象に含めることができます。このあたりリアリティショーって言われる要因かもしれないですね。共感したことで健屋花那さんへの接触回数が増えました。配信を見る頻度が増えたわけではなく妄想に登場するようになったからです。よりリアルにイメージしたり、妄想のシチュエーションを増やすために彼女のリアリティ情報をより欲するようになります。そうするとより配信を見る頻度が増えますし、コメントで情報を引き出すようになります。Twitterもよい情報源です。

▼スパチャについて
スパチャはスーパーチャットの略でYouTubeの投げ銭機能です。投げ銭とコメントを同時に行うことができ、コメントがハイライトされます。金額に応じてハイライト度合いが変わります。スパチャは4つの役割があると思います。

1)配信者の認識強化
コメントが目立つし、課金ユーザーは逃がしてはいけないユーザーなので反応率が上がります。スパチャ読みをして体感の下限を保証するパターンが多いです。課金してコメントしたのに取り上げられなかったら離脱してしまいますからね。配信側としては課金してくれたのに何も返さないのが申し訳ない気持ちもあるようには思いますが、ここは人によりそうです。
私ははがき職人気質でお金払って取り上げられても空虚に感じます。なのでこのスパチャの使い方は向いてないです。実際スパチャ読みになると視聴をやめることが多いです。

2)お布施
お金がなければよほどのことがない限り配信は終わってしまいますし、コンテンツが続いてほしいから払うことがあります。
私はこの感情多めです。スパチャはgoogleの3割持っていかれるのでお布施効率が悪く、boothで買ったほうがお布施効率がいいです。どうやったら最も効率よく支援できるか考えるの楽しいですよね。結論は効率はプレゼントが最も良いが、支援の用途が絞られてしまうので一長一短。汎用性を考えるならboothでグッズかってブーストするのがよさそうです。

3)応援したい
お布施と近いところがありますが、配信者に喜んでほしいことが主軸です。わかりやすいのは誕生日配信とかでおめでとうございます!って言いながらご祝儀を包みます。自分のおめでとうが届いてほしいという願望が込められているのでコメントの強化と近い使い方ですね。違いは届くだけで返答はいらないという点です。

4)配信者いじり
まれなパターンですが、スパチャを嫌がってる配信者にスパチャを連打する遊びが発生します。健屋花那さんのでは発生したことないのでは?好きな女の子をいじめるのに近いんじゃないかな?確実にリアクションが来るのが楽しいんでしょう。やったことがないので感情帯はわからないです。多分これが一番稼げますが、しばらく売り上げ落ちそう。

私は2と3の使い方が主です。boothで販売しているボイスは買っているんですが、実際に聞くまで1か月以上かかりました。商品にお金を払っていないからこうなります。

▼中毒性について
色々書いた通り、向き不向きはあれはまる要素がかなり多いです。配信が終わったとの空虚感も強く、次の配信早く早く!っていう感情になります。

怒涛の強イベント

ここからイベントが目白押しです。
多くなるのでイベントを三つに絞ります。

1)【授業配信】健屋先生とお呼びなさい【健屋花那/にじさんじ】
2)【誕生日】カレーとケーキで誕生日を祝う会!【健屋花那/にじさんじ】
3)【#健屋新衣装】おまたせ!!!5万人記念衣装だ!!!!!!【健屋花那/にじさんじ】

1)推しから自慢の押しへ変化
GWの最初に行われた中学~高校レベルの宿題を健屋花那さんが手伝うというコンセプトの配信です。

この配信で最も大事な点は健屋花那さんの学力の高さを見れた点です。これの何が良かったのかというと、自分より優れた点を発見できたことです。今まで健屋花那さんの魅力が「幼さ」や「アマチュア感」と感じていたのに、そこを覆す強みを発見したことで、彼女の魅力の認識が変わります。敬意を持てる部分を認識できたことで、ただの推しから自慢の推しに変わるわけです。これ以降、健屋花那さんを語るとき口癖のように「自分より学力が高い」と言うようになります。俺の推しはすごいんだぞと。
これをの前後の配信にて病院の知識が垣間見れたことで、健屋花那さんが医療系というのをそこそこ信じるようになります。さらに自慢の推し感が増えます。健屋花那さんの紹介をするときに医療系職業も本当っぽいみたいな文言が入るようになります。
なおアーカイブから配信に切り替えて、自分的には数日だけど、健屋花那さん的には半年以上たってるわけで、単に配信スタンスが定まっただけ!!!な部分は当然あるとは思います。

2)感情共有へ進化
次は誕生日配信です。この配信で感じたものは二つです。

▼推しへ労力を捧ぐ事
この配信ケーキを準備して挑んだんですね。よくある誕生日に推しの祭壇作るのやってみたくて。とはいってもグッズは持ってないのでケーキだけです。で、なんでか近くのケーキ屋もコンビニもケーキが売り切れてて、4店舗めぐってやっと入手できました。この4店舗めぐってる間の感情についてです。この時自分は結構楽しかったです。結局1時間くらい歩き回ってました。でも推し本人はこの労力を全く知らず、自分以外にこの労力を知ってる人はいません。完全に自己満足の世界です。なんでこれこんなに楽しいんですかね?結論は出てないんですが、思いつくのは逃避、愛着ですね。

余談ですが、3店舗目まで行ってケーキがなかった時に、もう諦めて帰ろうとした瞬間がありました。その時に沸いた感情は「ここまでやって諦めるの?」です。埋没費用というやつですね。それを感じてテンション上がっちゃいました。推しに労力をささげてる感じが強くて、とても気持ちよかったです。コンビニでにやけ顔が止まりませんでした。

・逃避
始めたからには達成するまでやれ。労力を払ったうえで失敗した状態は自分にストレスを残すので脳が逃避して楽しくしているパターンです。失敗への恐れがモチベーションになります。
・愛着
誕生日を祝ってあげたいという気持ちです。喜ぶ姿が見たいことがモチベーションになります。子供に向ける感情が近いかなと思ってます。喜んでる姿を妄想できればOKなので、実際に推しが喜ぶ必要はありません。推しが脳内で独り歩きしている状態であれば可能かと思います。
ちょっと空虚なのでどっかでフォロー入れたいですね。配信内でケーキ準備して一緒に食べるシーン作るとかくらいでも報われそうです。(実際そういう人が多そうです)

▼推しの嬉しいが自分の嬉しい
動画の37分30秒からです。誕生日に同期や同僚からメッセージ付きの替え歌動画をもらうところです。この時健屋花那さんが本当に嬉しがってるように受け取り、それに合わせて自分も嬉しくなりました。思わず泣きそうになりましたね。感情をもらうってのは結構な愛着が必要な気がしてまして、ここまででかなりの愛着をためていることを自覚した時です。これの後のニーアオートマタの配信最終回で健屋花那さんが泣いていたのも受け取って泣きそうになりました。
この時のメモによると、推しが周りに祝われていることがうれしかったようです。推しの成長や発展が嬉しいってことですね。それが推しの嬉しいなのかは微妙なんですが、応援したいという気持ちが強くなっています。その後にファンサの歌ってみたはとても楽しかったです。正直まだ何もしていないのでもっと前からかかわっていればもっとこみ上げるものがあったと思います。

3)初めての布教
次は新衣装配信です。余談パートです。

この配信の時に会社の飲み会で配信を中継しました。自分が見て、コメントして、スパチャしてるところを垂れ流しにしてました。果たしてこれは布教なのか?って感じですが、初めての布教がこれです。同期は楽しそうだったからですね。おすそ分けしたい分けでもなく、どんな反応になるか実験してみました。結果はドン引きほどではないが結構な引きだったかと思います。まぁその後仕事と熱心でえらいみたいみたいな感じになったのでまあOKです。一週間後くらいに友達の飲みでも配信垂れ流しにしました。こっちはそれ名入りの反応でした。

推しにしてからイベントが盛りだくさんで結構ハイスピードに推しのイベントを体験できたかなと思ってます。ひとしきりわかったので6月くらいにいったん距離を置く判断をします。

ちょっと距離をとる

まぁ距離を置くといっても負えない配信は追わないというだけです。コロナで結構いろいろなものがなくなりできた余暇で推し活動ができていて、コロナがなくなってやることが戻ってきたというだけではあります。後は自分でも配信やってみたいなと思っています。深淵がまだありそうだなとは思いつつ、毎回万単位で課金し続けるのは経済的に厳しいので、ここまでで深追いはしないようにします。はまりきっている層の行動原理も理解したいけれど、そこは理屈で補おうかなと。
とはいえ健屋花那さんは引退まで応援したいのでメンバーはやないし、配信も見ます。ボイスも買います。今後一層のご活躍を応援していますってか書こうとしたら電音部で声優デビュー!!!これは財布が心配だなぁ!!!

いろんな要素にまたがるので最後にまとめて。Vtuberと視聴者の距離感についてです。

おまけ)Vtuberの距離感について

Vtuberの人気の秘訣は距離感の多様性と思っています。アイマスであればプロデューサーですし、RPGであれば主人公視点や神視点、テレビ番組なら完全に他人(ファン)視点です。このようにコンテンツとユーザーとの距離感は多様です。他のコンテンツは媒体ごとに大体一つですが、Vtuberはこの距離感の大体をyoutubeに取り揃えています。ざっくり3パターンです。

・ファンの距離感
大規模コラボがこれに該当します。
・友達の距離感
小規模コラボやゲーム配信、雑談配信が該当します。
・恋人の距離感
ASMRやキャスが該当します。キャスは健屋花那さんと白雪巴さんしか見たことがないので他の人は違うかもしれません。

ちゃんとやると中間がいっぱいあります。恋人でも男女間、女性間、男性間みたいな差もありまし、配信者が男役か女役かもある。友達も親友から顔見知りまであり、その間ものすごく細かいです。
Vtuberは一人でも上の三つはだいたい完備してます。(男性のほうが完備率が低そうだけど、売り方によると思う)Vtuberごとに細かい距離感が異なり、箱やVtuber全体でみるとほぼ全部網羅しているのではないでしょうか?
アイドルや芸人は提供手段によって距離感が固定されてる節があるけど、Vtuberにはそれがないです。(正確にはyoutuberにもないです)

すこやか放送のお便りは私と距離感が合わないという点についてですが、私の距離感は姪です。友達よりは近いが恋人いよりは遠い、他人ではないけど家族でもない。でも全力で応援してあげたい人です。
すこやか放送はラジオテイストなので距離感がファンと友達の間です。距離感がずれてますよね。マシュマロのように無限に投函できるとただ取り上げられなかっただけと認識しますが、お便りは門前払いの状態になります。一回お便り送りましたが、それほど楽しくはなかったです。すこやか放送は自分の距離感じゃないから集中して見ないですし。お便り職人気質なので書いてる間は楽しかったです。
労力を無限にこちらのスタンスで入れられる仕組みが欲しいですね。お金は無限に入れられるので、

おまけ)コラボとユニット

どちらも役割は近くて横方向へ視聴者の目を向ける効果があります。一人を視聴し深く堀るわけではなく、交友関係を追い、多様なエピソードから深く掘ります。その過程で別の配信者にも愛着が沸き、最後まで行き切ると箱推しだったりVtuber全体の支援者になります。
にじさんじはデビュー時から同期でユニットを組ませ、横の広がりを担保しており、横に広げる準備ができた状態から開始します。ユーザーの受けが広くなりやすいいい手段だと思います。アイドルゲームもここ数年のものは同じ構造とってますよね。

よろしければtwitterの方もよろしくお願いします。https://twitter.com/mieugame