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おもちゃの世界観の公園ができるんだって!

今日は、わくわくするニュースに出会った。

葛飾区にある既存の「交通公園」をプラレールやトミカの世界観の公園にリニューアルするという計画のお話。
すてきじゃないか!!

もともと「交通公園」というのは、子どもたちに交通ルールや交通知識を教えることを目的の1つとして整備された公園。ちょっと調べてみたら、第1次交通戦争と呼ばれる1960年代からできたものとのこと。子どもも被害にあう交通事故が多発する中で、子どもへの啓発が必要、ということだったのでしょう。また、子どもの遊び場が、路地や道路から公園のような整備された場所へと移りつつあったのだろうとも思います。

そう言えば、私も子どもの頃、交通公園は好きでした。少し遠く、子どもだけでは行けない場所だったので、特別感もあったと思います。自動車好きの弟が大好きだったのは言うまでもないけれど、さほど乗り物に興味のない私にとっても、信号や横断歩道がリアルで、家の近所の公園とは違う楽しさを感じていました。

その公園の乗り物が、プラレールやトミカになるんですって!!
子どもが、自分の家で、床を這いつくばって走らせたり、せっせと線路を繋いだりした、あの遊びが、そのまま自分が乗れるサイズになって、リアルに遊べるんですよね。最高だなぁ、と思います。

そりゃ、家でずっとプラレールを走らせるのが好きな子も、きっと外に行く。だって「おもちゃ」の世界が「本物」になるんです。(大人にとっては、手元のおもちゃから乗用のおもちゃに変わった、くらいの感覚かもしれません。でも、ある年齢までの子どもにとっては、自分たちが乗れるサイズは、もう充分に「本物」なんですよね。)

こういう「わくわく」って、他にも色々実現できそうな気がします。おもちゃ、という、子ども自身が把握できる世界で出会ったものに、現実社会でも出会い、身体を使って体験することができたら、子どもにとって、世界の解像度がぐっと上がると思うんです。そんな風に、現実とおもちゃの世界を行ったり来たりする中で、身の回りのことにもっともっと触れ、彼ら自身の世界を広げていくことができるんじゃないかなぁ。

そんな訳で、完成は少し先のようですが、「おもちゃの世界観の公園」すっごく楽しみだね、というお話でした。

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