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複数の企業とお仕事をするのは 自分軸でありたい、ってことかもしれない

フリーランスの仕事は、案外目まぐるしい。いや、フリーランス全般なのか、私だけなのかは分からないけれど、過ごしてみたら思ったよりも目まぐるしかった。特に上半期。子どもに関わる仕事って、年度のカレンダーで動くことが多い。そうすると、1年の上半期というのは、1-3月という年度の〆の時期と、4-6月という年度初めの時期に相当するので、基本的にバタバタしている。

「上半期の振り返り」というタグがあることを知り、振り返ってみて、改めて驚いたのは、自分の仕事の入れ替わり率。
1月に進めていた仕事のうち、半分は、今年度は継続していない。納品して完了した仕事や、プロジェクトの延期が主な理由。そして、同じくらいの数の新しい仕事が、5-6月くらいからスタートした。

仕事は、企業さんから業務を請け負って発生するので、相手が「あのプロジェクト、ちょっと進められなくなっちゃったんだよね~」と言えば、終わる。関係性ができていれば、「新しく〈コレ〉が始まるから、ぜひ引き続きお願いしたい」と言って頂くこともあるけれど、いつでも〈コレ〉が、私の得意分野で用意されているとは限らない。

じゃあ、どうするか。結局、複数の取引さんの業務を、お引き受けするのが、安定につながるんだよね。

私も会社員だった時期があり、その時は、当然ながらお給料を頂く相手は1社だけだった。でも、今それを想像すると、何となく、心もとないような気がしてしまう。自分の時間全部を、何かの企業や何かのプロジェクトに使うのが、ピンとこない。自分の時間が先にあり、その、自分の時間を使って仕事を請け負う、と言う考え方が、今の自分としては納得感がある気がするなぁ。

会社の中に所属している自分、ではなくて、自分という軸が先にあり、それぞれの会社と接点を持っている感じ。〈1つの仕事が進行しなくても他の可能性がある〉と言う意味では安定だけれど、〈どこの何者でもない〉という不安定さもある。そうそう、〈どこの何者でもない私個人としての仕事〉も、大切にしたいと思っているしね。
今年度に入って、業務委託の私にも「プロジェクトの一員としての名刺」を作ってくれる取引先が増えたので、今は「所属はしていないけれど仲間である」、といういいバランスの状態かもしれない。自分個人の名刺と合わせて、3枚持ってるよ。

結局のところ、自分が決めているんだよ、って思えるのかどうか、と言う話なのかもしれないけれど。
なんだか、こんな風なちょっとした意識の在り方から、「働き方の変化」って起こっているのかもしれないね。

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