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凍らせてみた

真夏に、あっついミルクティー(昔はカフェオレだった)を飲みながら、だらだら汗をかくので、書類が手の汗でふにゃふにゃになってしまったりする。暑い日に、中華屋さんで、酸辣湯麺を頼んで、お店のお姉さんに「ひぇっ!」と言われてしまった。ラーメンを食べに行けば、3回のうち2回くらいはクチの中をやけどする。

そんな、暑い時には熱いものを食べるべし!みたいな教えを、忠実に守っている私なのだが(誰の教えなんだ?!というつっこみはさておき)同時に、「凍らせた食べ物」も好き。

一番古い記憶は、母が大事に凍らせていたロールケーキを分けてもらった時のこと。生クリームの部分が、しゃりっとしたアイスクリームみたいで、ヒミツを知ってしまったような美味しさがあった。

今も、しっとり系ケーキの類は、凍らせた方がおいしいと思っている。パウンドケーキとか、バウムクーヘンとかの類。きゅっとしまって、しっとり感が増す。高級じゃないケーキだとしても、ぱさぱさした感じがなくなる。

あとは、フルーツ。頂きもののフルーツの量が多くて、急いで食べないと悪くなっちゃうよ、と言うような時、ひとクチサイズに切って、凍らせておく。定番はバナナ。はずれがないのは、メロンとマンゴー。ひとクチサイズだから、ちょっと口さびしい時に、つまみ食いをするのにちょうどいい。

私は、ソフトクッキーよりも、しっかりカタいクッキーの方が好き。地方のお土産物コーナーなどで売っている「タルト」という名前はついているけれど、実際には食べやすいふにゃっとしたお菓子も凍らせる。いい感じのカタさになり、私好み。レーズンウィッチのマネっこみたいな、クッキーの間に、クリームとラムレーズンがはさんであるけれど、やっぱりクッキーがふんにゃりしているようなお菓子も凍らせる。理想のレーズンウィッチの形に近づくから。(ちなみに、本家のレーズンウィッチも凍らせた方が好み。)

保存が目的ではなく、凍らせた方が好みなんだよね。
凍らせて食べるのが好き、という、それだけのお話でした。
ぜひ試してみてくださいね。おすすめですよ。

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