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AWS re:Invent 2022に参加してきました!

MIERUNEの桐本(@dayjournal_nori)です。
11/28〜12/2の期間に開催された、AWS re:Invent 2022に参加してきました!

AWS re:Inventとは、AWS(Amazon Web Services)が主催しているグローバルカンファレンスで、アメリカのラスベガスで毎年開催されています。新サービスの発表や、既存サービスを利用したセッションやワークショップがあり、来場者も毎年数万人規模になります。例年通りの規模で開催されるのは3年ぶり?だったみたいで現地の熱狂がすごかったです!私は今回初参加でAWS Hero枠の招待で参加しました。


気になったサービス

はじめに、今年のre:Inventの発表で気になったサービスを2つ紹介します!

Amazon SageMaker now supports geospatial ML

Amazon SageMaker now supports geospatial ML

-- AWS公式説明文 --
Amazon SageMakerで地理空間機械学習がサポートされました。これにより、データサイエンティストや機械学習エンジニアは、地理空間データを使用してモデルを簡単に構築、トレーニング、デプロイできるようになりました。 現在、生成されるデータの多くは地理空間情報を含んでいますが、データのアクセス、処理、可視化は複雑で時間とコストがかかるため、その一部しか機械学習で利用されていません。

SageMaker に新たに追加された地理空間機能を使用すると、地理空間データを使用してモデルの構築、学習、デプロイを簡単に行うことができます。すぐに利用可能な地理空間データソースにアクセスしたり、専用の演算を使用して大規模な地理空間データセットを効率的に処理および増強したり、学習済みの機械学習モデルを選択してモデルをすばやく構築したりできるようになりました。また、SageMaker 内のインタラクティブなマップに出力されたマップを分析および検討し、結果に基づく情報共有や共同作業を行えるようになりました。SageMaker の地理空間機能は、持続可能な都市開発の支援、食料生産量と食品安全性の最大化、リスクと保険金請求の評価、小売の需要予測といったさまざまな用途で利用できます。


AWS SimSpace Weaver

AWS SimSpace Weaver

-- AWS公式説明文 --
AWS SimSpace Weaverを利用することで、AWS マネージドのインフラストラクチャで動的かつ大規模な空間シミュレーションを構築可能です。

AWS SimSpace Weaver は、より複雑でスケールの大きなシミュレーションの世界を作成できるマネージドサービスです。複数の Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスが基盤となるコンピューティング、メモリ、またはネットワークを管理するため、シミュレーションの構築に時間を割くことができます。その際支払うのは、オンプレミスソリューションのわずかなコストのみです。


AWS SimSpace Weaverについては、AWS Advent Calendar 2022でシミュレーションをためしてみた記事を書いてみました!


どちらのサービスも、位置情報分野の技術者としては魅力的なサービスの発表でした。今回のre:InventのKeynoteでは、位置情報分野に関わる発表が意外と多かった印象です。これからもAWSのサービスで、位置情報技術とのコラボがありそうな予感もしておりワクワクしています!


イベントスケジュール

次に、re:Invent期間中の私のスケジュールを紹介します!セッション予約開始日に、遅れてしまい確認した時には既にセッションが埋まっている状態でした… 青が予約済のセッションで、オレンジがお気に入りに登録したセッションです。

イベントスケジュール

セッションがあまり取れなかったのもあり、今回は場の流れで色々楽しもうと思いました。今年の8月に開催されたFOSS4G 2022 Firenzeに参加した時の経験で、現地参加する時はセッションを見るのも大事ですが、後日オンラインでも見られるので現地でしかできないことを優先するのが重要だと思いました!


ふりかえり

最後に、現地でのふりかえりをざっと紹介しようと思います!ここで紹介しきれないこともあるので、もし興味あるかたがいましたらお気軽にご連絡いただければ色々と情報交換できます!
※集合写真関係はみなさんの写真をお借りしました🙇 

Travel Day - 11/26

初日は、札幌からラスベガスまでの移動でした。

AWS Hero枠の招待だと、飛行機とホテルの予約はすべて英語で自分で行う必要がありました。早く予約しすぎたのか、11月くらいに飛行機予約のすべてが変更になってしまい再度予約をバタバタとしていました…

札幌から色々と乗り換えてなんとかラスベガスに到着!
札幌 → 千歳 → 羽田 → ロサンゼルス → ラスベガス 

ラスベガス

ホテルはVenetian。チェックインでデポジットの英語説明が理解できなくて苦戦… 

The Venetian Resort Las Vegas

ホテル全体も広いけど部屋も広い!

The Venetian® Resort Las Vegas

夜はひとりでIn-N-Out Burgerへ。

In-N-Out Burger

re:Invent Day 0 - 11/27

現地2日目、re:Invent前日です。

泊まっているVenetianが広すぎて、早朝からホテル内で迷ってくたくたになりました…

マスクをしているひとがほとんどいません。

Venetianにregistrationできる会場があったので、午前中に早めに登録しました。パーカー等のSWAGもここで受け取りました。

午後からは、AWS Heroの吉江さん(@typhon666_death)・松井さん(@hide04241990)・新井さん(@msy78)にお誘いいただきバスでダウンタウンへ。

ダウンタウン
ステーキ

re:Invent Day 1 - 11/28

現地3日目、いよいよre:Invent初日です。

最初のセッション「Site suitability analysis using Amazon Location Service」へ。

Site suitability analysis using Amazon Location Service

スライドにQGISの画面が!?

セッション終わりに、AWS Sr Geospatial ArchitectのDavidさんとAWS Enterprise Solutions ArchitectのParagさんに挨拶しました!Davidさんは、2008年からFOSS4Gに関わってる大先輩でした。MapLibreのTシャツを見て喜んでくれました!

夜はAWS Heroのプライベートディナーへ。今回のイベント中で、個人的に一番美味しく豪華な夕食でした!今までお会いしてみたかった方々にも挨拶できました。

AWS Heroクッキー!

なんと、Amazon CTOのWernerさんと📸!

帰りにAWS Hero SWAG!

その後は、AWSの沼口(@numaguchi)さんとAWS Heroの方々とヌードルアジアへ。

深夜に日本の方々との集合写真!


re:Invent Day 2 - 11/29

現地4日目、re:Invent2日目です。

ここから徐々に睡眠時間が削られてきます。
8:30スタートのKeynoteに向けて7:30に集合。

現地ではAWS Heroの席が前列に用意されていました。早めに集合したため、その中でも一番前の席を確保できました!

ランチは、前日のディナーでパスをいただいたMongoDBのカフェへ。期間中のモーニングとランチは結構ここに行っていました。美味しかったので周りでは「#Mongo飯」と呼ばれていました!

午後からはExpoへ。

Expo

AWS Developer Community Program Manager APJのShafrazさんと📸!AWS Heroに選ばれたのは、Shafrazさんの素晴らしいサポートの影響も大きかったのであらためて感謝の気持ちをお伝えしました。


AWS Heroes Program ManagerのTaylorさんと📸!前日のディナーでもお会いしましたがあらためて挨拶しました。

AWS Community HeroのErnestさんと📸!10月にAWS User Group Taiwan Meetupのスピーカーに呼んでいただいたのであらためて挨拶しました。

s3buckets!?

夜はAWS Hero & Analystのディナーへ。

AWS Vice President & Chief EvangelistのJeffさんと📸!Jeffさんにも挨拶しました。


re:Invent Day 3 - 11/30

現地5日目、re:Invent3日目です。

ここからさらに睡眠時間が削られてきます。
本日も8:30スタートのKeynoteに向けて7:30に集合。

ここでGeospatial MLの登場!

Keynote終わりに、AWS Senior Go To Market Specialist - Amazon Location ServiceのMarkさんとAWS Solutions Architect, StartupsのMatthewさんと📸!MarkさんとMatthewさんにお会いして挨拶しました。Markさんは、re:Invent開催前から連絡をいただきやっとお会いすることができました。

午後からはワークショップ「How to build a pet tracker application with Amazon Location Service」へ。

How to build a pet tracker application with Amazon Location Service
How to build a pet tracker application with Amazon Location Service

ワークショップの資料に以前コミットしたサンプルが紹介されてました!嬉しい!

Amazon Location Serviceステッカーゲット!

AWS Specialist Solutions Architect - Amazon Location ServiceのZachさんと📸!ワークショップの講師だったZachさんに挨拶しました。

AWS Professional Services Global Practice ManagerのKentさんと📸!
AWSの永野さんにご紹介いただいたKentさんにお会いして挨拶しました。

次のセッション「Design to code: Build an app frontend UI in minutes with AWS Amplify Studio」へ。

セッション終わりに、AWS Principal Product Manager - AWS AmplifyのRenéさんと📸!AWS Amplifyが大好きですと気持ちをお伝えしました!


re:Invent Day 4 - 12/1

現地6日目、re:Invent4日目です。

ここからもっとさらに睡眠時間が削られてきます。前日睡眠時間2時間…
本日も8:30スタートのKeynoteに向けて7:30に集合。起きられなくてついに集合時間に遅刻しました…

Amazon CTOのWernerさんのKeynoteでAWS Heroが紹介されました!

追加されたセッション「Easily build, train, and deploy ML models using geospatial data」へ。

Easily build, train, and deploy ML models using geospatial data

午後からはワークショップ「Detecting deforestation with geospatial images and Amazon SageMaker」へ。しかし、睡魔に負けて途中でホテルに帰って仮眠…

夜はバスでre:Playへ!!

re:Play
re:Play

re:Invent Day 5 - 12/2

現地7日目、re:Invent5日目です。

5日目は予約したセッションがなかったので、新井さん(@msy78)にお誘いいただきトリさん(@toricls)・カミナシの方々とデスバレーツアーへ。

夕食はSHAKE SHACKへ。

夜は、AWS 亀田さん(@kameoncloud)や集合したみなさんとダウンタウンへ。


Off Day - 12/3

現地8日目、ラスベガス最終日です。

遅めに起きて、アメリカを感じるためにUberでひとり地元のモールへ。

Whole Foods Marketへ。オーガニックなものが色々と売っていました。おーいお茶が人気でした。

バンドマンとしてはぜひ行っておきたいギターショップへ。

レトロゲームショップへ。

KABUKI!?

暗くなってきたので帰宅。

夕食はDenny'sへ。

ステーキ

Travel Day - 12/4

現地9日目、帰国です。

帰りの飛行機は9:00発だったのですが、眠れなくて4:00くらいにチェックアウトしてUberで空港へ。

ラスベガスから色々と乗り換えてなんとか北海道に着きました!
ラスベガス → ロサンゼルス → 羽田 → 千歳 → 札幌

帰ってきたら景色が真っ白になってました…

まとめ

初参加のAWS re:Inventではとても貴重な時間を過ごすことができました。私は英語がほとんど話せないのですが、ひとりでなんとか海外に行って、現地でさまざまなコラボレーションも生まれたのでとりあえず飛び込んでみることはすごく大事だなとあらためて思いました!re:Inventが気になってるかたの少しでも参考になれば嬉しいです!来年は少しでも英語力を上げたい…

来年AWS re:Inventに参加する・参加してみたいかたは、AWS Serverless Heroの吉田さん(@yoshidashingo)のこちらの記事を見て予習するとすごく参考になると思います!


SWAGいっぱい!まだあるのでほしいかたがいましたらぜひご連絡ください!Amazon Location ServiceステッカーとAWS Amplifyステッカーがたくさんあります!

SWAG

AWS Heroes Loungeにて📸!

AWS Heroes Lounge

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