リスニングってただ聞くだけでいいの?

自分で再現できない音は聞き取れません。

再現できるということは、その音の正体(構成要素や作り方)を知ってるからこそ、できることなのです。

そう、再現性が大切なのであります。
自分で一から再現できるほど知ってないと聞き取れないし、再現できないと相手に伝わりません。

なので、リスニングをしていたりネイティブと会話していて聞き取れない部分があったら、正体を確認すべく、なんといっているのかを確認するようにしましょう。
さすがにネイティブとの会話のわからない部分を全て止めて聞く。なんてことできる強いハートの持ち主はなかなかいないかと思いますが、スクリプトを見てなんと言っていたのか、正体を確認することはできますよね。
リスニングの教材を選ぶ際には、なんといっているか確認できるように、スクリプトがあるものを選ぶようにしてください。

正体を暴くのに必要なのは、①綴りと、②どういう時に音がグシャッ(リンキングなど)ってなるのかの知識です。リンキングとは、音の連結による変化です。例えばnot at allスクリプトに書いてあっても、そのまま発音するネイティブは少ないでしょう。大体「ナラロー」と聞こえるはずです。初めて聞いたら「???」ですよね。リンキングになれるコツは、場数です。ただ聞き流すだけ〜♪の場数ではなく、スクリプトでいちいち確認して、「こう言ってたのか〜!」と悔しがりながらの場数です。笑

さて冒頭で言った、英語において再現するって何でしょう。
それは発音です。(Writingの場合は綴ること。)
リスニングのゴールはSpeakです。ただ聞いて終わるだけじゃいつまでたっても喋れるようになってなりません。残念ながら。

聞く→聞き取れない→正体を確認→聞こえた音を再現する練習→再現!相手に伝わる!!!

リスニングなんですけど、最終的には、相手に伝わるカタチに再現するのがゴールです。
いや、伝えるのが目的じゃないですって人いないですよね。
(・・・いるのかな?音楽じゃなくて英語の勉強目的の場合は伝えたいからですよね?)

一人で行う時は、「シャドーイングが完璧にできるまで」がゴールだと思ってください。シャドーイングができるくらいじゃないと、完璧に聞き取れていない!と言っても過言ではないです。

リスニングの本質は、実はListenした音を再現して自分の口から出す(そして伝える)までです。

聞くだけ教材に油を売ってないで、再現性高めて英語をものにしましょ!

ではまた次の記事でお会いしましょう〜。
少しでも為になったら「スキ」をお願いしますー^^

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