村上Radioを聴いて

はるきさんのラジオ聴いて癒されました。ありがとう。
コロナ自粛のことに触れてくれて嬉しかった。春樹さんがその話題を話してくれるっていうことが、紛れもなく私は春樹さんと同時代に生きてるんだなっていう証明みたいな感じでちょっと感動してしまった。
なんか嘘みたいなんだもん。新刊でても、それ読んでも、やっぱり春樹さんが今私が生きてるこの時代に生きてるんだっていう実感って全くないんだよね。
だからこそ、ラジオで声が聴けて、タイムリーな話題について話してくれると、すごく感動しちゃうんだよね。
で、そのことはおいといて。

春樹さんにコロナ自粛のことを話されて、すごく自分自身反省したというか。
私はコロナのせいで、大学生活が送れなかったりとか、友達もできなかったりとか、なんか嘘みたいに生きてる実感得られない日々がとても苦しくて、コロナを恨んだし、政府を恨んだりもした。けど、そんな考え方してたら、全然幸せになれないよね。
この自粛期間を逆手に取るんだよ。まあ、それも簡単なことじゃないんだけどね。
リスナーの方々は、やっぱり読書が好きだから自粛が苦にならないとか、そういうひとが多そうで、癒されたな。
生きてる実感得られなくても、それでもやるべきことはあるし、私はただ甘えてるだけだし、何か誰かのせいにして、自分が楽したいだけ、自分の頭で考えることから逃げてるんだよね。ほんとにそう。
だからネットの情報に踊らされて、一喜一憂したりするんだよね。
そんなの無駄な情報だし。なんか春樹さんに言われて、すごく自分のことを言い当てられたような感じがすごくあってほんとに反省しました。
ネットの情報も、取捨選択しなきゃだし、無駄な時間って、たくさん過ごしちゃってるんだなって思った。

でも、やっぱり普通よりは時間あるし、どう過ごしたらいいもんかね。
この生活の中でさ、まだ一年だけど、ね。
読書はやっぱりしたいわけよ。てかしてるんだけどね。コロナが終わるか終わらないかはわからないけど、この抜け殻みたいな日々から、そろそろ抜け出さないと。春樹さんのラジオを楽しみに、頑張ろ。
無駄な情報って、私は沢山受信してるな。確かに無駄だね。でも物語は無駄じゃないのよ。
私は平時でも、読書は沢山してるけど、なんかこの期間ってあんまりしてないというか。
してるんだけど、あんまり自分の身になっていないような感じがしていて、なんでなんだろうって思うんだけど、私が思うに、読書って、
現実世界から、逃避するために楽しむっていう要素も多いと思っているんだよね。
上手くいかない、辛い、不条理な現実世界から、ちょっとだけ逃避するための扉のような。
そういう時に、読書の楽しさが発揮されるような気がしていて、
でも今の私の状態って、現実世界なんてほとんど生きてないんだよね。
だから、現実世界を生きてる自分と、かけ離れた位置にいるその物語世界との落差が、大きいほど効果的なんじゃないかっておもうんだよね。
効果的っていうのは、読書を楽しめたり、読書欲が高まったり、読書からの感受性が高まったりするっていうことなんだけど。
だから正直読書をあんまり楽しめてないなっていうのが現状。
だからネットに逃げちゃうんだよね。本読みたいって思いはあるんだけど、読書が見についていないんだよ。
明日は少し外に出て、集中できるところで本読みたいかな。
私が春樹さんの新刊をちょっとお預けにしてるのも、これが理由なんだよね、今思ったんだけど。
現実逃避したいときに読みたいんです私は春樹さんの本をね。
今の私にとって現実は現実じゃなくて、ネットの世界が現実なんだよね。で、読書は、別のフィクションというか。
今まで見たいに読書が安らぎの場じゃなくなってるのよ。

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