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中学3年生で恋のキューピッドをした話

「パヒとコーフェー」

これまで、失恋の話ばかり書いてきましたが、昨日で一応高校生時代までを振り返り、一旦区切りが良いかな?という状態になりましたので、失恋の暗い思い出話を一度封じ、中高時代のアナザーストーリーを書いてみたいと思います。

中学3年生だった昭和60年11月4日(月・祝)の日の出来事です。

その日は広島市公会堂(現在はフェニックスホールという施設に改造されてます)という所で、『中国中学校吹奏楽まつり』というコンテストがありました。

このコンテストで上位8校に入ると、なんとRCC中国放送というラジオ局で、演奏が放送される特典があるんですよ ヽ(^ ^*)ノ
なので、迫り来る高校受験に怯えつつも、このコンテストに向けては結構頑張って練習していました🎷

当日は出番が早く、なおかつ私の中学校から会場まではちょっと遠かったため、なんと朝5時半に中学校に集合して、会場へ出発するという強行軍でした💦

この頃は、既に何回か書いています私の初カノさんと、まだお付き合いが続いていた頃でもありますので、会場へ向かうバスの中では、周囲のご配慮により隣同士に座ってラブラブ・・・💕

・・・ということはなく、数少ない男達でバスの後部座席を占領し、会場に着くまで馬鹿騒ぎしていました(;´▽`lllA``

でも早朝の広島平和公園で部員のみんなと撮影した数々の写真は、とても思い出深い写真として、今も大切に保管しています (=^∀^=)


さてコンテストの本番を終えたのは午前10時頃でした。
それに対して結果発表は、当たり前ですが全学校の演奏終了後です。
その終了予定時刻は、なんと夜9時 (゚∇゚;ノ)ノ

なので、大半の部員は先に帰ることになり、顧問の先生と、部長だった私、次期部長(男)と次期副部長(女)、そして何故かコンテストに応援に来てくれていた、私の親友Yの計5名がコンテストの最後まで残り、結果発表を聞くことになりました。

残念ながら私の初カノのOさんは先に帰る事になりまして、この日は全然喋れなかったんですよ(ノ_・、)
う~ん、こういう部分で少しずつ溝が出来てたのかな・・・。

さて部員のみんなを見送った後は、残った5人でコンテストを聴いていたのですが、吹奏楽が好きとは言うものの、延々と続く演奏をずっと聴いていたら、さすがに疲れてしまいます。

なので途中で2度ほど、先生とともにみんなで外出し、近くのデパートとか喫茶店に入ったりしました。

顧問のY先生と色々な話をして、とても楽しかったのを今でも覚えていますよo(*^▽^*)o

そして今でも親友Yに会ったら必ず持ち出すネタが生まれたのもこの日です。喫茶店での歴史的言い間違い事件と呼んでいます。 
みんなで入った喫茶店で、先生が何でも奢ってやるから好きなものを注文していいぞと言って下さったのですが、私の親友Yがそこで、

「俺、チョコレートパヒとコーフェー 」

と、でっかい声で言ったんです(≧▽≦)

私はもちろん、他の面々も声が出なくなるほど爆笑し、本当に腹が破裂するかと思いました(笑)

そして喫茶店での飲食後、いよいよコンテストも終わり、結果発表の時間となりました。
次期部長とともに、ステージ上に上がったのですが・・・
勿論私の中学校は上位に入ることはなく┏(x_x;)┓
ラジオで流れることもありませんでした(苦笑)
結果的には最後まで残ってる必要はなかった・・・ということになりますが、隣にいた次期部長がとても悔しそうにしていたので、来年は頑張ってくれよ、と伝えることが出来たのは有意義だったと思います。

「自分がキューピッドに?」

さてコンテストも終わってみんなで帰宅することとなりましたが、その時に私はなんと、恋のキューピット役 のようなものを務めることになったんです <(゚◇゚*)>

先ほども書きましたが、一緒にステージで結果発表を聞いた次期部長は男子(以下I君)で、次期副部長は女子(以下Gさん)でした。
その次期副部長のGさんは、次期部長であるI君のことを、1年生の時からずーーっと好きだったんですよ💘  
それで、時々私がGさんの恋愛相談に乗っていたんですが、今日中になんとかI君に告白したい!というGさんの思いを、パヒとコーフェー事件のあった喫茶店から出た後に、直接聞きましたので、これはなんとか一肌脱いで告白の場をセッティングしてあげようと思ったんです。

その場は、みんなが解散する駅に決めました。

国鉄(当時)の玖波という駅に到着して、皆さんお疲れ様~と挨拶し、解散したんですが、I君と私の家は同じ敷地内の社宅だったので、普段の部活の後も、結構一緒に帰ってたんです。
 
そしてその時も一緒に帰ろうとしていたのですが、私は突如トイレに行きたくなった!と言いまして、トイレに駆け込むフリをして、I君にはしばらく1人で外で待ってもらうことにしました。

私はちょっと離れた所にいたGさんに、「今、Iを一人で待たせた状態にしたから、今なら大丈夫だから告白しておいで」と言って、勇気を振り絞ってもらい、告白してもらうようにしたんですが、結果は・・・

大成功!

無事に、カップルが成立しました\(*^▽^*)/

翌日、眠い目をこすりつつ朝練に行きましたら、I君からは
「先輩、本当はトイレなんて行きたくなかったんじゃろ?」
とか突っ込まれますし、Gさんからは
「先輩、必死に頑張ってくれてありがとうございました」
と言われるしで、なかなか面白い気持ちになったことを覚えています。

あ~、こんな記事を書いていたら、わずか1日の中に盛り沢山の出来事が詰め込まれていて、中学生ってなんて素晴らしいんだろうと、改めて思ってしまいました。

もう一度中学生に戻りたいなー。

そしたら初カノさんと、もう少し上手に付き合う自信がありますよ(笑)


・・・ちなみにこの後輩女子のGさんには、私が初カノさんにフラれた時、
「先輩はオクテだからダメなんよ。もっと積極的にならないと 」
と、どっちが年上か分からない叱咤激励をされたことがあります(苦笑)

この私の下手な芝居で誕生した後輩カップルは、残念ながら中学卒業とともに別れてしまったようで、その後の消息はよく知らないんですが、2人とも、今も元気で頑張ってくれてたらいいなぁと思います(*・▽・*)

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