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アラフィフの東北巡業-2

2日目(9月26日)

2日目は盛岡駅からの出発でございます。

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最初の予定では、6:00ジャスト盛岡発の釜石行き普通列車に乗って、釜石を目指すことにしていました。

が!

時刻表をよく見ると、盛岡6:31発の仙台行き「やまびこ」に乗ると、次の新花巻6:43に着き、盛岡を6:00に出発した釜石行き普通列車が新花巻へは6:54にやって来ることが判明しました

30分でもゆっくり出来る♪

今回の「大人の休日クラブパス」(以下、「パス」と書きます)は、新幹線を含む特急自由席が乗り放題なので、「やまびこ」の自由席に追加負担なく乗れるわけです♬

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ありがたや~(*^人^*)

というわけで新花巻駅に降り立ったんですが、さ、寂しい…┏(x_x;)┓

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Wikiを見てみたら、東北新幹線開業後に作られた新駅のようです。

新幹線の改札から結構歩かなきゃいけないし、昨晩の大雨のせいでちょっと寒かったですし、列車は遅れてるしで、ホンマ寂しかったですよ(苦笑)

やっと花巻方面から列車が見えた時は、安心しました(´∇`)

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釜石線は基本的に山間部を走るローカル線ですが、最近はSL銀河というスペシャルな臨時列車を走らせるなど、宮沢賢治の街というのを全面的にアピールしている感じです。

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沿線は寂しかったんですが、途中の遠野駅は賑わっている駅でした。

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観光で途中下車してもいいな♪と思わせる駅でしたが、今回はそんな暇はなく💦(←失礼)

引き続き、釜石目指して普通列車に乗り続けました。

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そしていよいよ釜石に到着!

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鉄の町、ラグビーの町として、もっと駅前とか賑わってるかな?と思ったのですが、それほどでもありませんでした(;´∀`)
まあ土曜日ですしね。

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私の2日目のメイン目的は、これからです。

そう、「三陸鉄道」!

いわゆる旧三陸鉄道北リアス線(久慈~宮古)には、2016年に乗っているのですが、宮古以南の旧JR山田線&旧南リアス線は未乗だったので、三陸鉄道をもカバーする今回のパスで、釜石から盛へ行き、盛から戻って宮古まで行くという、これで三陸鉄道完乗になるコースを組み入れました。

9時過ぎには久慈行きのこんなオシャレな車両が来たので

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私が乗る盛行きはどんな車両がくるかな?と思っていたら、従来型のノーマルな車両でした(;´∀`)

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この日は昨晩の嵐の名残りか、三陸鉄道もダイヤが少々乱れていました。

でも、誰も文句を言いません。

山手線のように、1分遅れてしまいお急ぎのところを申し訳ないと謝っている光景の方が、可笑しく感じてしまいます。

果たして盛行きは20分ほど遅れて釜石を発車したのですが、単線ながらもグングン加速していき、終点盛についた時には、遅れは5分程度まで回復していました。

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トンネルが多かったので、トンネル区間でスピードを上げたんでしょうね。

その他、沿線を見ていますと、まだまだ9年半経過しても、癒えない傷跡が見受けられました。

そんな中でも三陸鉄道の社員さんの元気なこと!

運転士さんは、絶景区間でワザとスピードを落としてくれますし、途中の名物駅では敢えて3分ほど停車して、駅名標とか記念撮影をどうぞ、とまでやってくれるんです。

駅員さんもグッズを買ったら、心からの「ありがとうございました」という声を聞くことができまして、買ったコチラが感激するという出来事も。

どうしても応援したくなる路線、それが三陸鉄道ですね。

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さて終点の盛駅は現在こんな感じです。

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恐らく元々大船渡線のレールが敷かれていたであろう部分が、完全に舗装されてしまい、BRTシステムが根付いてしまって、再びレールを敷くことはないんだろうな…と思わざるを得ません(;´Д`)

それだけ甚大な災害だったということですね。

なんとも複雑な思いを抱きながら、盛を折り返しまして、宮古を目指します。

先ほども見た景色ですが、逆方向から見るとまた違って見えて、凄まじく大規模な堤防や、津波の被害を免れた風光明媚な自然が残った浜辺とか、とにかく色々なことを考えさせられました。

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釜石~宮古間の、旧JR山田線を三陸鉄道に移管した区間では、一部区間では全く新しい路線に全く新しい駅、全く新しい団地造成中、その背後にはスーパー堤防という所もあり、その辺り一帯は、9年半前に津波で壊滅させられた地域なんだろうな…と思うと、復興を願わずにはいられませんでした。

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その内徐々に、昔からあるような風景に戻っていき、宮古へ到着しました。

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構内には色々な列車がいましたよ♪

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私のメインは終わりましたが、次の日のメインに向けて移動を開始します。

ちょうどタイミングよく、宮古から盛岡を結ぶ山田線に、リゾート型ディーゼルカーを使用した全席指定の臨時快速が走っていましたので、3回目の指定権を使用して指定席を抑え、快適に宮古から盛岡へと移動できました(*´∀`*)

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車内は快適だったのですが、実はこの臨時快速、宮古を出発するのが25分ほど遅れたんです(;゚□゚)

原因は、久慈からくる三陸鉄道の列車が遅れていて、その列車から乗り換えるお客さんを待つため、とのことですが…。

実は私の2日目の宿は、秋田でした。

その臨時快速から盛岡では12分の乗り換え時間で、秋田新幹線「こまち」に乗り継ぐ予定で、4回目の指定権を行使していたのですが、25分も遅れちゃあ山田線は山の中を走る単線ですし、間に合わないね~と、半ば諦めていました。

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それが驚異の走りで、盛岡到着は定刻の4分遅れにまで回復したのです!

となると8分の時間が生まれますので、もともと予定していた「こまち」に乗れるかも?と思って、構内を走っていったん改札外に出て、ロッカーに預けていた大荷物を出し、再び盛岡駅へ入り新幹線ホームへ駆け上がると、丁度「こまち」が入線してきたところでした。

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こんな時に又も私は、一番端っこの先頭17号車の席を押さえているという、自らの足を痛めるような愚かな指定席の押さえ方をしており、やっと「こまち」に乗り込んで席に座ったらドッと汗が噴き出てきました(苦笑)

天気も悪く時間も夕方だったのと、盛岡駅構内を駆け回ったせいで(笑)、景色はあまり楽しめなかったのですが、途中の大曲での方向転換も含め、よく昔の田沢湖線をここまで改造したもんだな~と思いました。

さて秋田には定刻に到着です。

盛岡で先頭車両に指定席を取ってしまったら、秋田で降りる際は最後尾となってしまい、再度秋田新幹線の改札まで延々と歩かねばならない、ということを学習しました(笑)

ただそのお陰で、こんな珍しい構図の写真も撮れたんですよ(∩´∀`)∩

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秋田に着いたら、後はお宿に入るだけです。

この日は昼間にロクなものを食べていないので、ホテルに入ったら動けなくなると思い、先に秋田駅ビル3階のレストラン街へ直行し、比内地鶏のお店で夕飯を頂きました(@⌒~⌒@)

数年前に秋田駅でレストランを探した際に入ったお店だったんですが、そのとき食べたチキンカツカレーの美味しさが忘れられず、今回も!と思っていたのですが、残念ながらメニュー表の何処をどう探しても、チキンカツカレーはありませんでした…( ノД`)

ならば代わりに豪勢に!と注文したのが、特上親子丼です(* ̄¬ ̄)

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お金も吹っ飛びましたが、旨いのなんの♪(*・▽・*)

この日一日分の疲れを癒すような優雅なひと時でした。

秋田駅ビルはお店も色々あって楽しいですよ(⌒∇⌒)

お菓子の店では、時節柄こんなのもありました。

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勿論買いませんでした(笑)


ややハプニング要素がありつつも、何とか予定通りに2日目をこなすことが出来、満足しながら早々に寝させて頂きました。

3日目も早朝6:15の列車に乗らねば…なので(;´▽`A``

さて3日目は何をメインに据えているのやら?

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