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やべみつのり&矢部太郎講演会

先日、長野清泉女学院短期大学で行われた、絵本・紙芝居作家のやべみつのりさんと、タレントで漫画家でもある矢部太郎さんの、親子講演に行ってきました。演題は「こどもが教えてくれたこと」。
お父様でもあるみつのりさんは、お子さんが何をするか、どういう動きをとるのか、常に見守っていたそうです。こどもは自分で考え出す力があることを、見守る中でご自身も学んだとお話しされていました。
息子さんである太郎さんも、そんなお父様を見守りながら、時折の脱線を上手く軌道修正されていたのがとても印象的でした。優しく見守られてきたことで、見守るということが自然に身についているんだな、と感じられ、お二人の親子の空気感に癒された講演会でした。

この作品は、みつのりさんのお孫さんが小学校1年生の時に、紙芝居として製作したものが、時を経て絵本で出版されたものだそうです。
この完成度にびっくりしました。その通りだなと、母として考えさせられました。こどもから学ぶことばかりです。自分の子育てのときに、この気づきが欲しかったと思いました。

「ひとはなくもの」
みやの すみれ/作
やべ みつのり/絵
こぐま社

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