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薬剤師の質が問われる時代へ
今回は教育担当者である薬剤師が仙台で行われた学術大会へ参加した際のレポートをお届けします!
2022年10月8日・9日、仙台市で開催された「第55回日本薬剤師会学術大会」に参加してきました。
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昨年の福岡大会は、コロナ渦によるオンラインのみでの開催でしたので、今回は2年ぶりのリアル開催となりました。新型コロナウイルス感染症との共生が徐々に進みつつある中で、会場である仙台国際センターには約5000人の参加者が集まり、コロナ前を思わせるような光景もみられました。また、リアル学会の醍醐味でもある、全国の知人と会場内で偶然再会し、学術的な議論だけではなく近況報告などに花を咲かせる場面も多々ありました。
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講演や一般発表の演題を眺めると、薬剤師業界のトレンドが目に見えるような気がします。今回は、コロナ渦に関連する演題はもちろんですが、対人業務の一つである服薬後のフォローアップ、そしてその後の医師との情報共有に関連するツールであるトレーシングレポートに関する一般発表演題が多数あったことが印象的でした。
10数年前には、薬をいかに正しく早く処方箋通りに渡せるか、といったいわゆる対物業務が演題の多くを占めていた時代もありました。このような変遷からも、対人業務のウェイトがいかに大きくなってきたかということがわかります。
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とはいえ、対物業務の重要性が低くなったということでは決してなく、業務の効率化を進めて短時間でこれまでと同じクオリティの対物業務を実現させる、ということも大きな流れになってきています。そのためには、薬局でもICT化・DXを推進させることが必須になりつつあります。医療機器展示ブースでは、最先端の自動調剤マシーンの周りに人だかりができていました。
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コロナ渦も4年目に入ろうとしていますが、この間に学会もオンライン化が大きく進みました。おそらく今後もこの流れは止まることはなく、メタバースとの融合などさらに進歩していくものと考えられます。しかし、多くの人が実際に集まることで生まれる熱量や高揚感は、web上では実現し難いものであると実感しました。
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「学術大会」と名がつくと、参加されたことがない方には敷居が高いという話も聞いたことがあります。ですが、日本薬剤師会の学術大会は、年に一度知らない土地に行き、現地の味覚や風景などを楽しみながら、気楽に業界の先端に触れることができる機会であるとも思います。
みなさんにぜひ一度、この空気感を味わっていただきたいと思います。
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来年度は和歌山県の開催です!みんなで和歌山へ行きましょう!
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当社では、スキルアップ制度の一つとして、「研修・セミナー・学会等への参加支援制度」を設けています。
スキルアップ制度を活用し、自己研鑽に努め、薬剤師の質を向上させていける環境をご用意しています。
今後も、様々な活動をご紹介していきたいと思います🎵
健やか薬局では、一緒に働く仲間を募集しています!
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