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試験やテストを解く上で共通するコツ集

はじめに

受験勉強や塾講時代に培った試験問題を解くコツをいくつか共有しようと思います。
学校のテストや受験から資格試験まで幅広く使えるテクニックだと思います。
(ちなみに前回は試験の時間配分について書いたので良ければご参考にどうぞ)


共通のコツ

1. 問題文を良く読みましょう。意外と意識しないと見落とします。誤っているものを選択しなさいや2つ選択しなさいとか、字数制限などルールの細かいものや複雑なものも中にはあるので、そこにもマークして気を付けるようにましょう。

2.ばんばん書き込んでいきましょう。中には書き込み禁止のものもありますが、そうでないなら絶対メモや印を付けた方が点数は上がります。

3.とにかく取れる問題を確実に落とさないようにしましょう。特に9割前後からはどれだけミスを減らせるかが勝負になってきます。

4.配点や得意分野によっては解く順番を変えてしまっても構いません。後回しでも良いです。ただし、その際は解いた問題や後回しにする問題に別々の印を残しましょう。


選択問題

1. 簡単すぎて秒で解ける問題以外は基本的に消去法で解きます。その方が確実にケアレスミスが減ります。

2. 消去法で解く場合のおすすめはそれぞれ選択肢を評価して比較する方法です。自分は○、△、X、?で評価します。この?はよく分からない文や長文読解ならその中で触れられていない、不明な文に記します。

3.選択肢が長い場合は細かく区切り、パートごとに評価を記してそこから総合評価を考えます。こうすると総合評価が△のものが2つ出てきてしまっても比較して解きやすいです。


長文読解(日英共通)

1. 分節で / (スラッシュ)を入れて区切りましょう。読んでいる際に読みやすくなる上、頭に入ってきやすいです。

2. 複雑な文法や代名詞は矢印で関係性を整理したり、何を指し示しているのかを明らかにしてメモを残しましょう。

3. 重要な言葉に印を付けます。主に聞かれやすいのは代名詞の部分、接続詞が絡む場所、筆者や登場人物の主張や気持ちなどです。時制を表す言葉、形容詞や副詞に印を付けても良いでしょう。(例:代名詞=波線、形容詞=()、副詞=<> 、接続詞:理由・原因= <= 、結果・順接= => 、逆接= <=>、言い換え= = など)
※これらは長文読解以外に使っても役に立ちます。
※また認可と反論というパターンもありますので、それも合わせて抑えておきましょう。認可とは前置きとしての反対意見のことで、その後に本当の主張が来ます。問題になりやすいですが、普通に誰かの話を聞いたり自分の主張を話す時でも重要になります。(例:〜〜というデメリットがある。しかしながら〜〜というメリットは非常に有用であり――)

4. 問題を解く根拠となる部分やよく分からない部分に別々の印を付けましょう。見直しの時に大変役に立つはずです。

5. たいてい長文は導入→(主張)→根拠・詳細→結論の形を取ります。物語の場合は起承転結となり、導入や最初に背景説明、中盤に本題や根拠、終盤に筆者の主張や重要な話が来ます。(物語文では中盤が重要なこともありますが)
どこが何の話か概略を知っていると問題で聞かれた際にどこを探せば良いか簡単にわかるようになります。


記述式

1. ある程度構成を考えてから書きましょう。長い場合は構成をメモしながら考えます。

2. 無理に難しいことはせず分かりやすく無難に書きます。下手なことをすると採点者によってブレが生じたり、文法的なミスなどをしてしまいやすい上に答案作成に時間がかかるからです。翻訳問題も出題者の意図に乗ってあげ、あえて意訳せずに書いた方が無難に採点されます。
※もちろん翻訳者を育てたり、選別するような試験は例外としてくださいね

3. 主張と根拠をはっきりさせ、余裕があれば認可を入れます。指定されたキーワードをちゃんと入れたか、誤字脱字はないか気を付けましょう。抜き出しならその箇所に印を残します。
※認可とは主張の前置きのことで、「確かに〜〜かもしれない。だがしかし〜〜だ。」の前半部分の様なやつです。

4. 論述の場合は長文の構成と同じように、(導入)→主張→根拠→結論の順で構成します。また、認可や実際の傾向・データを入れられるとより強固な文章になります。根拠パートでは最初に根拠の数を提示したり結論の最初に定型句を置くなど、各パートを定型文的に構成すると作りやすく読みやすいうえ、得点も入り易くなるはずです。
あとはできるだけ三人称で客観的な文章を心がけましょう。もちろん自分の主張や気持ちなどを答える際は別ですけどね(〜と考えられる。や、〜である可能性が高い。など)


終わりに

それから受験や資格試験の場合は、特に過去問での予習は必須項目だと思ってください。やはり試験ごとの傾向や構成があり、それが分かるだけで雲泥の差があります。
とはいっても勉強法や解き方は人それぞれなので最終的には自分に合ったものが1番です。そしてこの記事が少しでもその方法を見つける手助けになればいいなと思っています。



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