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助産師 Beniの想いとビジネスネームの由来



助産師 Beniです.
助産師として働く中で、社会全体が女性の身体のことを理解できたら、
考え方や仕組みがアップデートされて、女性がもっと生きやすくなると考え、
日々考えていることや伝えたいことを綴っています.

今日は、何故私の活動の屋号を「Beni」と名付けたのか、のお話です.


「Beni」の意味と象徴


「Beni」は「紅」から着想を得た名前です。
「紅」は、口紅や頬紅などを連想させ、古くから女性を象徴する色として広く知られています。
女性のために、そして女性がより生きやすい社会を築くためにという私の助産師としての使命を象徴する色として、「紅」はまさに最適だと考えました。

日本文化における「紅」の役割


「紅(べに)」という言葉は、大和言葉から来ており、日本女性の美しさや、女性が年齢を重ねる過程を豊かにサポートしたいという私の想いを表現しています。
また、「紅」は「あか」とも読み、太陽、血、炎といった生命の象徴でもあります。
日本の伝統行事やライフイベント—例えば妊娠・出産、七五三、婚礼、還暦など—には、常に「紅」が寄り添い、彩りを添えてきました。
安産を願う戌の日の帯には、紅で帯の端に「戌」「寿」と書いたり、赤ちゃんの産湯に使うおくるみを一部紅に染めました。(健康と感染予防の願いだそうです)
お宮参りのおくるみには紅色が好まれる地域もあります。
七五三では女の子に紅を差し、これまでの健康と今後の成長を願いました。
婚礼では、お化粧で紅を指すのはもちろんですが、婚礼衣装に一部紅絹を使用し、悪いものから花嫁を守る、という願いが込められました。
還暦のちゃんちゃんこにも赤が使われ、再び干支が生まれ年に戻る、という意味で長寿を祝いました。
これらのエピソードから、人生の折に触れライフイベントに寄り添うカラーは他には見つからないなと感じました。
そして、助産師としてさまざまなライフステージにある女性たちをサポートし、寄り添っていきたいという想いにピッタリ合致するではないか!とか考えたのです。



「Beni」に込めた想い


これらの背景から、「紅」は女性のライフステージをサポートする助産師としての私の役割と深く結びついていると感じました。
だからこそ、ビジネスネームとして「Beni」を選びました。
Beniの活動が社会に少しでも染み、色づけることができたら、という想いを持ち、綴っていきます。
そして、この名前を掲げることで、私が何のために、どんな想いで執筆しているのかをブレることなく常に忘れずにいたいと考えています。

最後に


「Beni」としての活動が、少しでも社会に浸透し、女性が生きやすい社会を作る一助となることを願っています。
これからも、助産師として女性の健康と社会に貢献するために、さまざまな記事を綴っていきます。

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