イマドキの若いモンのことを
中3の息子の好むものを、どうにか理解したいと思っているのである。
理解しないと、イライラするだけだからである。
また、学校図書館に日々寄せられるリクエストの多くはラノベと思しき書籍であり、それらを試読して購入を検討せねばならないのである。
しかし、自分の触手が一番避けるところのジャンルが、萌え系イラストが表紙の書籍なのである。
その葛藤に直接効く一冊を発見!
大橋崇行著『ライトノベルから見た少女/少年小説史 現代日本の物語文化を見直すために』
まだ最初の方しか読んでいないのだが、「これは!」と興奮する納得の解説に膝を打ち、赤線を引きまくりたい衝動に駆られた(図書館で借りたのでグッとこらえたが)。
そしてふと今日の日経新聞夕刊の「プロムナード」に目をやれば、社会学者 難波功士氏が「今どきの18歳」について講演したことにまつわる雑感を書いていた。
「PCでメール」の人間と「スマホはもはや俺の臓器」(キュウソネコカミというバンドの曲の歌詞だそうです)の人間の相互理解は、異文化コミュニケーションや多文化共生の領域と思った方が良いという。
うん、ホントそうだよなぁ。がんばろー。