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【転職】キャリアアドバイザーがキャリア面談に行ったらキャリアの方向性が明確になって有意義だった話

こんにちは、御堂筋です。
IT企業でキャリアアドバイザーをしています。

普段はエンジニアの方のキャリア面談を担当している私が、自分自身のキャリアを見つめ直すためにサービス利用した話をします。

  • キャリアアドバイザーだけど、他のサービスを使ってみようか迷っている方

  • キャリア面談のサービスがどんなものか分からず尻込みされている方

  • キャリアに漠然とした不安を抱えている方

などなど、何かお役に立てば幸いです。

どのサービスを利用したのか?

「Goodfind Career」というサービスを利用しました。

ここは ベンチャー・スタートアップを中心に扱っているエージェントサービス で、すぐすぐの転職を考えていない方へのキャリア相談サービスもやっています。

自分自身、すぐに転職したい温度感ではなかったので中長期的なスパンで相談に乗ってくれる上記サービスは安心して申し込むことができました。

利用してみた感想:すごくおすすめできます

結論とても有意義な時間になりました。

  • 競合調査だと思われないだろうか・・・

  • 使ってみたところで何か分かることがあるのだろうか・・・

  • 1時間使うのは勿体ないのではないだろうか・・・

面談前はそんな悩みを抱えていましたが、そんなことは全くありませんでした。

どんな人におすすめできるか?

以下のような方でしたらおすすめできるかと思います。

  • ベンチャーやスタートアップに興味がある方

  • すぐの転職は考えていないものの、自分のキャリアの方向性を知りたい方

  • Web業界のビジネス職の求人を見てみたい方

ここからは詳しい自分自身の体験談になるので興味やお時間のある方はお読みいただければと思います。


どうしてサービスを使おうと思ったのか

「自分自身のキャリアの定期検診をしてみようと思ったから」 です。

これまで現職にて300名以上のエンジニアの方のキャリア面談を担当してきました。

一定「エンジニアのキャリア」というものは少しずつクリアになってきて、事例なども話せるようになってきました。

しかしビジネスサイドのキャリアについては事例などがあまり無く、「自分はどうなんだろう?」と考えたときに答えが見つからないことに気が付きました。

「自分のキャリアが分かっていないのに、相手のキャリアの相談を受けるのは良くないのでは・・・?」 と感じたため定期検診ということでサービスを利用してみることにしました。

自分がこういったエージェントサービスを最後に利用したのは2019年だったので実に3年ぶりでした。(定期検診にしては間隔が空きすぎました・・・)

どんな流れで面談が進んだか?

以下のような流れで面談が進みました。

- Goodfind Careerを知ったきっかけは?
- どうしてこのサービスを利用してみようと思った?
- 今日の面談のゴールイメージはあるか?
- 現状の転職の温度感や目安の時期について
- 自分が持っているキャリアイメージについての深堀り
- 浮かぶ選択肢を具体化したときに、実際に応募できそうな企業と職種の紹介
- 現職で得られそうな経験と、仮に今転職するとしたら目指す方向性はどこになるのかのアドバイス
- 最初のゴールイメージは明確になっているかの再確認

約1時間のキャリア面談でしたが、非常にテンポよく進めていただきました。
横道にそれることなく、まさに「自分が知りたい・話したい」内容を終始進めることができました。

どんな相談をしたか

軸としては 「今後年収を上げるためにはどのような経験を積んだらよいか?」 について聞いてみました。

私には2人の子供がいます。
今後大きくなったときにより豊かな生活をしてほしいと考えたときに年収を上げていく努力をしたいなと思い、相談しました。

面談では、

  • どうして年収を上げたいと思っているのか

  • 年収をどれくらいまで上げたいと思っているのか

  • 現職にいた場合、その年収はどれくらいで達成できそうなイメージがあるのか

など、「年収アップ」を軸にいろいろな観点からご質問いただけました。
既にこの時点で話しながら整理することができたので価値は十二分にありました。

相談した結果、どのようなアドバイスをいただけたか

主に以下のような内容でアドバイスいただきました。

  • 今後職能開発をして年収を上げるのなら上流経験や法人営業の経験を積んだほうが良い

    • 私のキャリア的にTo C経験がほとんどだったため、そういったアドバイスをいただきました

  • 上流経験だとシード期など、立ち上がったばかりの企業にてCA・RA両面の経験ができるキャリアアドバイザーが合っていそう

  • 法人営業の観点だとポテンシャル枠になる、年齢的にはポテンシャル枠は最後になるため今転職しない場合は現職でマネジメント経験を積んでおいた方が転職はしやすい

  • 職能開発も大事だが、年収を上げるだけなら「利益を出している会社」に入ってしまうのが近道

    • メガベンチャーや外資系など、社員の平均年収が高い企業に所属することで目標年収は達成できる、というアドバイスをいただきました

  • 確かにスタートアップは席が空いているが、大量採用もするため一瞬で席は埋まる。3年程見て席が空きそうになかったら見切りを付けるのも一つの手段

    • 「やりがいや楽しさのあるスタートアップにいるか」それとも「年収を上げる、その目標にフルコミットして大きい組織へ行くか」振り切ってしまうことも大切だというお話をいただきました

面談中特にメモなどは取りませんでしたが、貴重なお話だったので頭に残っていました。

面談後のメール

面談後はお礼と、面談中に挙げていただいた企業名の求人票をいただきました。
面談後アンケートも添付されていたので回答しておきました。

話を聴いてどう感じたか

どのアドバイスも「まさにその通りだな・・・」と感じました。

私は「年収を上げる=できることを増やす」という観点にのみ執着していたので職能開発ばかり考えていましたが、 「儲かっている会社に行く」 というのも立派な観点だなと。

私も日々候補者の方に「伸びている会社」をご紹介することもあるので、そういったアンテナも今後活用できそうだなと思いました。

とはいえ現職で積めそうな経験もまだまだありそうだなと感じたので、まずは現職でできることに挑戦しながらキャリアの開拓を進めていこうと思いました。

まとめ:キャリアの定期検診は「半年-1年」スパンで行っていくことが大切

私は3年程サボってしまいましたが・・・
定期的にキャリア面談やカジュアル面談をしてみることで現職へのモチベーションも上げることができるのでおすすめです。

よく見ていただけている私の記事です。

次はカジュアル面談もしながら実際に他社さんのお話も聞いてみようと思います。

貴重なお時間をいただき尊いアドバイスをいただけたGoodfind Careerさんにこの場を借りて御礼申し上げます、ありがとうございました。
(案件ではありません。)


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