教員からスタートアップ営業マネージャーになって1ヶ月目は「洗礼」
こんにちは。
スタートアップでキャリアアドバイザーをしています御堂筋です。
教員からスタートアップに転職して3年、今月からマネージャーのポジションを拝命しました。
自分としてはマネージャーは一つ目標にしていたものもあり嬉しさ反面、経験してみると今までとは違った難しさに苦戦しています。
営業職でリーダーを目指している
現場からリーダーになった人間がどんな悩みを抱えているのか知りたい
そんな方を中心にお読みいただければと思っています。
やったこと
入社メンバーのオンボーディング
業務知識のレクチャー
面談のロープレ
面談に同席しフォロー
毎日のMtg
メンバーとの1on1,目標設定
自身の担当ユーザーフォロー(プレイング)
その他社内Mtgなど
Good:入社メンバーの早期立ち上がりに成功した
今までは入社メンバーを既存メンバー全員でフォローしていく体制を取っていました。
しかし組織が拡大していくにつれて責任の所在が曖昧になったりなどの問題が発生したため、担当を1人付けることにしました、それが私です。
従来はじっくりオンボーディングを行い、1ヶ月ほどでの面談デビューを見越して計画を立てて実行してきましたが先月くらいから 「早々に現場を知り(アウトプット)、現場に即した知識を入れていく(インプット)」 という作戦に切り替えました。
その結果、20営業日かかっていた面談デビューが10営業日と、半分にすることに成功しました。
早期で立ち上がってもらえたことにより戦力が増えることになったので既存メンバーのリソースも空く副次効果を得られました。
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チームの方向性を自分から示すことができなかった
初めてマネージャーをやるということで、自分のチームを持つことになったのですがメンバーの意見を聞くことが第一に来てしまい「自分はどうしたいのか?」の観点が抜けていることが多々ありました。
前提、メンバーの意見を聞くことは大切だと考えています。しかしメンバーの意見に寄り添いすぎるあまり自分の意志が抜けてしまっていては元も子もありません。
「まず、ある程度の指針や考えをメンバーに伝え、その上でリアクションをもとに微調整していく」 これこそがマネージャーの基本動作なのだなと学びました。
積極的に自分の考えをメンバーに伝え、全ての意思決定をサプライズにさせない工夫を施していこうと思います。
足元のオンボーディングを意識しすぎて半年後,1年後の意識が弱かった
オンボーディングについてはある程度型ができてきて、手応えを感じ始めています。
何より自分が関わったメンバーが成長していく姿を間近で見られるのは教員だったこともありひときわやりがいを持っています。
「このままオンボーディングの強度を高めていくのもありだな・・・」そう思っていましたがある方との1on1にて「オンボーディングをやっていくことは良いことだけど、半年後を意識しておかないと『あれ、これ本当に自分がやりたいことなのかな?』となってしまう」とアドバイスいただきました。
自分自身、視座が低かったなと反省しました。
確かにマネージャーは先を意識しておかないとメンバーと同じ目線では事業を成長させることは到底不可能です。
「半年後、この事業,組織,チームはどうなっていたいのか?」という問いに対して自分なりの考えを持っておかないとマネージャーとは呼べないなと。
何より私も前職において「この上司はどれくらいまで先のことまで考えているのだろう?」と考えながらコミュニケーションを取っていました。
半年後の理想があるからこそ、チャンクダウンしていった結果での、月次での目標やアクションプランがあります。
前提がコロコロと変わるスタートアップではありますが、常に半年後〜1年後を想像しながらチーム運営をしていこうと決意しました。
おわりに
いかがでしたか?
雑多なメモを少し整理したに過ぎませんがマネージャーの難しさが0.1%でも伝わったら嬉しいです。
今月はマネージャーとして洗礼を浴びた月でした。
初月から「うう、難しい、、これ続けられるのかな?」と前半は落ち込むことも多くありましたが後半につれて何とか持ち直せました。
時間軸をより先にすることで「こんなところで躓いていられない!」と思い、半強制的にポジティブになることができました。
粛々とやれることをやっていきたいと思います!
マネージャーをやる上で参考にしている本
橋下元府知事のリーダーシップは非常に勉強になっています。
シリーズ物なので他の本も読んでみたいと思います。
「マネージャーの第一の役割は経営からオーダーされた成果を残すこと」
チームマネジメントやメンバーへの向き合いなど色々ありますが結果を残してナンボの世界だなと再認識しました。
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